――この映画には、【A】“都合のいい女”の智美(佐々木希)、【C】“愛されたい女”の聡子(池田エライザ)、【D】“ヘビー級処女”の実希(夏帆)、【E】“崖っぷち毒女”の莉桜(木村文乃)、そして志田さん演じる修子という5人の女性が登場します。あえて選ぶなら、志田さんは誰に近いと思いますか?
私は完全に修子です(笑)。でも、気になったのは、夏帆さんが演じられた実希かな。実希はかわいらしい部分もあり、映画の中でもしっかり成長されていくキャラクターで、女性としての魅力がステップアップされていたので、ステキだなと思いました。逆に、ちょっと嫌だなと思ったのは、“都合のいい女”の智美と、“愛されたい女”の聡子。木村さんが演じられた莉桜も、自分では気づいてないけど、何かに追われて生きているような感じがして、ちょっと生きづらそうだなと思いました。
――伊藤くんの「戦わない。だからリングになんてあがらない」というセリフが劇中にありましたが、伊藤くんのような“自分が傷つくことを徹底的に回避する”生き方をどう思いますか?
そういう人がいてもいいんじゃないかなとは思います。無理やりリングに上がっても心が折れてしまったら意味がないですから…。でも、私個人としては逃げる前に一回全力でぶつかってみると思います。その方が楽しいと思うし、そこから何かが見えてくるかもしれませんから。
――では最後に「伊藤くん A to E」というタイトルにかけて、自分の「A(愛らしいところ)」と、「E(痛いところ)」を教えてください。
おいしいものを食べるために頑張れるのは愛らしいなと思います。食べることがすごく好きなので、そのためにお仕事を頑張っています(笑)。逆に痛いところは、思っていることをすぐに口に出しちゃうところです。例えば、小さいお子さんが持っていたものでも、自分が欲しいと思ったら、「欲しいなぁ」と言ってしまったり。言った後に後悔することが多いので、ちゃんと直さないと痛い大人になってしまいそうで怖いです(笑)。
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