人の恋愛をのぞき見しているような感覚のドラマが話題になった「伊藤くん A to E」が、岡田将生&木村文乃W主演で映画化!
超モンスター級“痛男”の伊藤誠二郎(岡田将生)と、彼に翻弄(ほんろう)される4人の女性たち、そして彼女たちの恋愛相談を脚本のネタに使おうとしている崖っぷち“毒女”・矢崎莉桜(木村文乃)の姿を通し、女性たちの本音を赤裸々に描いた映画「伊藤くん A to E」。
1月12日(金)の公開を記念したリレー連載第2回は佐々木希が登場する。伊藤に振り回される女性として、いろいろなタイプのキャラクターが登場するが、佐々木が演じるのは“都合のいい女”【A】の島原智美だ。
誰が見てもイタ過ぎる男・伊藤くんを愛し続けてきた女性に対して、どんな思いを抱いていたのか。自身の“A”(愛らしい部分)と“E”(イタい部分)を交えながら、撮影秘話や見どころを語ってもらった。
――智美は伊藤くんに振り回される女性ですが、演じてみていかがでしたか?
智美は、5年間ずっと付き合っていると思っていた伊藤くんからいとも簡単に「俺、好きな人ができたんだ」って言われてしまって、演じながら「えーっ!」って思っていました(笑)。
智美は彼女なりに思い続けてきたし、少し意地にもなっているだろうけど、それでも伊藤くんのことを愛しているだろうから…。私としては「もっと他にいい人いるのに…」と思いましたけど(笑)。
伊藤くんのような男性を好きになる女性はきっといないとは思いつつも好きな人のために何かをしてあげたいとか、どこか先回りする気持ちは分からなくはないかもしれません。
そういう意味では、智美に全く共感できないというわけではないです。
劇中ではいろいろなタイプの女性が出てきますけど、それぞれのキャラクターに「分かる、分かる」と思えるようなところが、見ている方にもあるんじゃないかなと思います。
――個人的に共感できるキャラクターはいますか?
どの女性にも、ぴったり当てはまるという部分はないですね。ちょっとずつ、気持ちが分かるかな、という感じです。強いて一人を挙げるとしたら、志田未来ちゃんが演じた自己防衛する女性でしょうか。
自分の意見をなかなかはっきり言えない時の気持ちは分かります。その時の自分の立場や状況、年齢で変わってくるのかなとも思います。
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