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田中圭「“怒る”スイッチがもともとないみたい(笑)」【映画「伊藤くん A to E」連載】

2018/01/08 12:00

「伊藤くん A to E」でドラマプロデューサー・田村伸也を演じる田中圭
「伊藤くん A to E」でドラマプロデューサー・田村伸也を演じる田中圭 撮影=大石隼土


――男からすると友達にはなりたくないですか?

そうですね。でも、もしいたらめっちゃいじります(笑)。

――へこたれなさそうですね。

へこたれなかったら逆に面白いですよね。

――逆に男性のキャラクターでは、どの方と仲良くなれそうですか?

クズケン(久住健太郎=中村倫也)と、僕が演じた田村はすごく思いやりのある人間なので、その2人はいいですよね。熱いクズケンと冷静な田村、男性だったら伊藤くんよりこの2人と仲良くなりたいです。

――田村も莉桜と二股だったのかな?という、ちょっとグレーなところがあるじゃないですか。あの辺はどう思われましたか?

演じているとき、そこだけは「う~ん」と思いながらやっていました。田村は莉桜に特別な思いがあるので。2人の女性に対して恋愛関係にあって、不倫という意識もなく、恋愛関係を継続してもう一人の彼女と結婚することになっただけで。でも、何でそっちと結婚したんだろう、というのはずっと分からないままやっていました。

だって絶対今でも莉桜のことを思っているくせに(笑)。もちろんプロデューサーとしてというのもあると思うんですけど…。ドラマのせりふで「僕はプロデューサーとして、パートナーしてあなたとの道を選んだんです」って言っていたんですけど、まったく理解ができませんでした(笑)。

――ヨリが戻っているわけでもないですからね。

そうですね。恋愛感情を超えた特別な絆というか、ビジネスパートナーならではの絆ということなんでしょうね。

――それも含めて“やり手のプロデューサー”ってことですね! 女性の気持ちまで操っちゃうみたいな(笑)。

やばいヤツっすね。それはやり手だ(笑)。いいなあ、そんなプロデューサーに会いたいですね。

――ドラマのプロデューサー役ということですが、田中さんご自身はたくさんドラマに出ていらっしゃって、自分で作るならこういうものがいいってイメージはありますか? 

この作品もそうですけど、僕は毒がある方が好きなんでそういう作品がいいです。

――最近多いキラキラ系とかではないんですね。

そうですね。どうせ自分がプロデューサーとしてやるなら、毒を持った作品がいいし、自分の中に溜まっているものを全部ドラマで吐き出したいという思いはあります。

下に続きます
映画「伊藤くん A to E」
2018年1月12日(金)公開
出演=岡田将生、木村文乃/佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆/田口トモロヲ・中村倫也、田中圭

たなか・けい=1984年7月10日生まれ、東京都出身。2018年2月9日(土)に公開される、映画「マンハント」に出演予定

◆映画「伊藤くん A to E」出演者リレーインタビューはコチラ↓↓◆

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  • 「伊藤くん A to E」でドラマプロデューサー・田村伸也を演じる田中圭
  • 【写真を見る】田中圭は伊藤くんを「魅力はイケメン! それのみです(笑)」と評する
  • 「僕が演じた田村はすごく思いやりのある人間」と語る田中
  • 田中は「“怒る”スイッチがもともとないみたいです(笑)」と語る
  • 映画「伊藤くん A to E」は、1月12日(金)に公開

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