12月31日に放送された「第68回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)で、デビュー8カ月にして初出場した昨年に続き、2回目の出場となった欅坂46が「不協和音」をパフォーマンス。センター・平手友梨奈の全身全霊の歌唱&ダンスに、「欅坂46のパフォーマンスがすごい!」「てちヤバイ!」「圧倒的なダンス」などと、SNSが騒然となった。
「不協和音」は、ことし4月に発売され、75万枚以上を売り上げて日本レコード協会からトリプル・プラチナ認定を受けた4thシングル。3月22日に公式YouTubeチャンネルにて公開されたミュージックビデオは、12月31日夜8時現在で3400万回を超える再生回数を記録している。
欅坂46にとって二度目の年越しシーズンとなる今季、12月28日にメンバー・今泉佑唯の活動休止が発表される中、本リハーサルの合間を縫って28日には「COUNTDOWNJAPAN17/18」に、そして30日には「第59回輝く!日本レコード大賞」(TBS系)と、慌ただしい日々を送っている。
リハーサル後に行われた囲み取材で、出席したキャプテンの菅井友香は、残念ながらこの舞台に立てなかった今泉について「大切な仲間です。気持ちは(今泉を含めた)21人です」とコメントしていた。
そして迎えた本番では、前半戦終了後のニュースを挟み、後半戦トップバッターで登場した欅坂46。総合司会の内村光良は「テレビで『不協和音』を見て、なんてすごいパフォーマンスをする子たちなんだって思った」と絶賛し、歌唱タイムへ。
いつもの「不協和音」の衣装で登場した彼女たちは、衝撃的な高速ダンスで生半可な覚悟では踊れないという、欅坂46自身にとっても難易度の高いナンバーである「不協和音」を、リハーサルとは比べ物にならない熱量と“覚悟”で歌い上げた。
平手の「僕は嫌だ!」のせりふもリハでの控え目なボイスとは異なり、研ぎ澄まされた集中力をすべて開放するかのような全力のシャウトで決め、大みそかのNHKホールにこだました。
これには内村、有村架純、二宮和也ら司会陣はもちろん、SNSは視聴者からの「僕は嫌だ…鳥肌立った!」「今年一のパフォーマンス!」「圧倒された」「最後のてちの表情ヤバイ!」といった、パフォーマンスに圧倒された人たちのコメントであふれた。
パフォーマンスを終え、映像がMC席に戻ると「格好良かった。やっぱり、みんなと一緒に踊りたかった…」と涙ぐむ(?)内村に笑いが起きたが、進化するアイドル・欅坂46が、それすらもかき消してしまうくらい、とんでもないものを2017年の最後に見せつけてくれた。
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