
「わたしの完璧な秘書」(2025年)のハン・ジミンが、タイプの違う2人の男性の間で揺れる女性主人公を演じるラブコメディー「未婚男女の効率的な出会い方」。同作で、優しく穏やかで安定感抜群の年上男性ソン・テソプを演じているのが、俳優のパク・ソンフンだ。話題作への出演が続くソンフンのキャリアとキャラクターに迫る。
「ザ・グローリー」「涙の女王」…人気作に出演
韓国ドラマに少しでも興味のある視聴者なら、どこかで彼を目にしているに違いない。近年、日本でも大きな話題を巻き起こした韓国ドラマ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」(2022年)、「涙の女王」(2024年)、そして「イカゲーム」シーズン2、3。その3作すべてに重要キャラクターとして出演しているのがソンフンだ。
「ザ・グローリー」では、金持ちの息子チョン・ジェジュンを演じた。ソン・ヘギョ演じる主人公ムン・ドンウンをいじめる“悪役”たちの1人で、裕福な家の出身であることを鼻にかけて周囲の人間を見下し、気に入らないことがあるとすぐに相手を殴る暴力的かつ自己中心的キャラクター。あまりに真に迫った“クズ”っぷりに、放送当時ソンフンのSNSコメントやDMは、ドンウンに感情移入した視聴者からの悪口や脅迫めいたメッセージがあふれたという。
「愛の不時着」を超える視聴率を獲得した「涙の女王」では、ホン・ヘイン演じるキム・ジウォンを思うあまり常軌を逸した行動に出る学生時代の友人ユン・ウンソンを演じた。幼い頃に親に捨てられ誰からも愛されず育ったウンソンは、一見すると常識的なエリート風だが、強烈な執着心の持ち主。ジウォンを執拗に追い回す狂気じみたキャラクターで、視聴者を震え上がらせた。
そして「イカゲーム」では、シーズン2から登場する“120番”ことトランスジェンダーのキャラクター、チョ・ヒョンジュを演じた。性別適合手術の資金のためゲームに参加したヒョンジュ。ボブヘアがよく似合い、強くしなやかで仲間思いのヒョンジュはリーダーシップにも長け、ゲームで度々仲間を鼓舞する姿が感動を呼んだ。
デビュー11年目で手にした“新人賞”
1985年2月18日生まれ、現在41歳。幼い頃から内向的で、手を挙げて発表することもできない引っ込み思案な子どもだった。そんなソンフンが「演技の仕事をしたい」と言ったとき、両親は驚き心配したものの、これまで自分から何かをしたいと言ったことがなかった息子が初めて夢を持ったことを喜んでくれた。母は「やりたいことができたのはすごくいいことだから、頑張ってみなさい」と励ましてくれ、父親からは「どんな道でもいい。途中で投げ出さず最後まで根気強くやり通してほしい」という言葉を掛けられた。
![わたしの完璧な秘書 DVD-BOX1 [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/41Np7hwphzL._SL500_.jpg)
tcエンタテインメント
発売日: 2025/11/05

























