
整った容姿とスマートな振る舞いで“王子”と呼ばれる女子高生・滝口宵と、同じく“王子”と呼ばれる一つ年上の先輩・市村琥珀の恋愛模様を描くTVアニメ「うるわしの宵の月」(毎週日曜昼4:30-5:00、TBS系/ABEMA・FOD・Hulu・TVer・Leminoほかで配信)。第7話では、気まずい雰囲気だった宵と琥珀が夏祭りが行われる神社で会合。ついに2人の想いが通じ合う展開に。何もかもが神がかったエピソードに、視聴者から感動の声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)
琥珀への恋心を宵に自覚させた拓人の言葉
滝口宵(CV:一宮麗)がバイト仲間の大路拓人(CV:小野賢章)と仲良くしているところを見て、初めて嫉妬を覚えた市村琥珀(CV:鈴木崚汰)。しかし、宵はその気持ちを信じることができず、2人はぶつかってしまう。
そしてお互いに素直になれないまま、迎えた約束の夏祭り前日。友人の桑畑春(CV:熊谷健太郎)に宵との予定を聞かれた琥珀は「もう付き合う空気じゃないかも」とこぼす。「本当にそれでいいの?」と言われ、迷った末に「約束ってまだ有効?」と宵にメッセージを送ったつもりだった琥珀。だが、メッセージは未送信で、宵には届いていなかった。
今までは同姓から“王子”と呼ばれ、持て囃されてきた宵の目の前に突如として現れた琥珀。女の子扱いされるのも、男の子から言い寄られるのも初めてな宵は戸惑いつつも、心は確実に動かされていた。でも恋愛経験がないために、その気持ちが何なのかわからない。それに、言い寄られて簡単になびく女と思われて嫌われるのも怖かった。
そんな宵に、「でもそれって、その人のことを好きだからじゃないんですか?」という言葉を放ったのが拓人だ。拓人は「好きかどうかなんてすぐ分かりますよ」といい、「どんなに大勢の中にいてもすぐ見つけちゃうし、気づかないうちに視線で追っちゃうし、気づいたら目が離せなくなってるんです」と語る。
拓人がそれをよく分かっているのは、今まさに宵に恋をしているからだろう。しかし、皮肉にも宵はその言葉で自分の気持ちがはっきりし、いてもたってもいられず、琥珀のもとへと飛び出していくのだった。

人混みの中にいても好きな人はすぐに見つけられる
「恋愛なんて、味見くらいがちょうどいい」
琥珀は宵に出会うまで、そう思って生きてきた。今まで琥珀に言い寄ってくるのは「お金持ち」「イケメン」「王子」というレッテルのみに惹かれ、中身を見ようともしない女の子ばかりだったから。琥珀が誰にも本気にならず、表面的な付き合いしかしてこなかったのは傷つかないためのある種の防衛本能だったのだろう。
でも、宵だけは出会った瞬間から確実に何かが違った。最初に惹かれたのは、その美しい容姿だったかもしれない。けれど、宵を知るにつれ、周りに媚びないショートカットやすらっと伸びた背筋から伝わってくる気高さや、それなのにちょっとしたことで顔を真っ赤にする純粋さ、不器用ながらも自分と向き合おうとしてくれるまっすぐなところにどんどん惹かれていった琥珀。いつしかどこにいても、宵を目で追うようになっていた。
春たちと夏祭りを訪れた琥珀はクラスメイトの女子に声をかけられ、軽くあしらおうとしていたところ、遠くの方に浴衣姿の宵を見つける。人混みの中にいてもすぐに見つけられるし、狐のお面を被っていてもすぐに宵だと分かった。何を隠そう、それは宵に恋をしているからだ。琥珀への恋心を自覚し、素直になった宵。その結果、今度は琥珀が宵への恋心を自覚するという流れが実に鮮やかだった。

尊すぎて呼吸困難……視聴者を悶絶させたラストシーン
琥珀が女子といるところを見て、宵は思わずその場から逃げ出す。そんな宵を追いかけ、「宵ちゃん、宵ちゃん、宵!」と必死に呼び止めた琥珀。「女の人と一緒にいたから邪魔かと思って」という宵の言葉に、「マジでくだらねぇ」と返す。しかし、宵は「くだらなくなんてないです!」と反論。そして「私は先輩が思ってるより、ずっと素直じゃないし、面倒くさいんです」と前置きし、素直な気持ちを吐露する。
「本当は先輩にもっと私にハマってほしい。甘い言葉ももっと言ってほしい。何なら、メロメロでいてほしい」
勢いで全部言い切った宵は恥ずかしさから顔を隠す。唯一、琥珀から見える首筋は真っ赤に染まっていた。それが何よりも琥珀への気持ちを物語っている。「それって俺のこと、好きってこと?」という琥珀の問いに、宵は「はい」と答えた。
宵の気持ちを知った琥珀はもうブレーキが効かない。お面をとらせ、宵をギュッと抱きしめながら「やべぇ。死にそう」とこぼす。その声が微かに震えており、琥珀の胸の鼓動がありありと伝わってきた。
キスはまだ心の準備ができていないがゆえに、直前で宵が拒否したが、ついに結ばれた2人。手を繋いで祭りに行こうとしたところで、琥珀が「浴衣、似合ってる」と宵に耳打ちする。次の瞬間、「めちゃくちゃ嬉しい」と飛び切りの笑顔を見せた琥珀。
その神作画で、原作を読んだ時の感動が蘇ってきた。もちろん、作画だけではない。ストーリー展開も、声優陣の演技も、物語を彩る音楽も、すべてが神がかった第7話に、SNS上では「えっ最終回ですか???わたし、盛り上がりきってます」「ここまで見てきて本当に良かった。もちろん今までも良かったけども今回は、格別!」「致死量の青春とときめきを浴びて呼吸困難」「これが尊いってやつか…」「何年かぶりにキュンとした」という感動の声が次々と上がっている。
◆文/苫とり子
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