――皆さんは普段どんなテレビ番組をご覧になりますか?
山路:うちはほぼ「アニマルプラネット」しか流さないです。動物を見ていつも癒やされてます(笑)。
瀬戸:私もあまり見る方ではないですが、「情報ライブ ミヤネ屋」(毎週月~金曜昼1:55、日本テレビ系)が好きです。
安済:主婦だ!
瀬戸:CMに入る前ギリギリのタイミングで、宮根(誠司)さんがぶっこんでくるところがすごく好きなんです(笑)。放送時間の使い方がうまくて、番組終わりの「それではまた明日」みたいなところも宮根さんは絶対に切れずに尺に収めるんですよ。解説も分かりやすいですし、番組セットの色みもなんだか好きです。
安済:私は夕方にやっているサスペンスものの再放送を見るのが好きです。
山路:こっちもおばちゃん(笑)。
安済:最近は仕事と重なってなかなか見られていないのですが、「相棒」(毎週水曜夜9:00、テレビ朝日系)とか「科捜研の女」(毎週木曜夜8:00、テレビ朝日系)をあの時間に見るのが幸せでした。
――安済さんは半年前に伺った際から引き続き、サスペンスがお好きなんですね。
瀬戸:(半年前の安済の記事を読んで)「私はほぼテレビをつけないです。Vチェックと自分の作品ぐらいしか見ていなかったんですけど、最近は見るようにしていて。好きなジャンルはサスペンスもののドラマで、最近見たのは『相棒』の再放送です」だって!(笑)
安済:やばい一緒だ~! 前回とは違うことを言えたと思ったのに!(笑) 記憶力が駄目ですね…私。だから見たかもしれないサスペンスものも、何度でも楽しめるのかもしれない(笑)。
――では最後に、作品の見どころや意気込みをお願いします。
安済:この「刻刻」は時が止まった世界での戦いを描いたお話です。“時が止まった世界”を描く作品は他にもありますが、そういった作品を知る皆さんの予想を覆すような展開が待っています。特にラストは目が離せない結末を迎えますので、ぜひ確かめていただきたいです。
設定が緻密で掘り下げがいのある作品ですので、「もし時が止まったらどうするか」というテーマとともに、視聴者の方々に盛り上がっていただければうれしいです。よろしくお願い致します。
瀬戸:登場人物それぞれに意志や目的があり、時が止まった中で起きているとは思えないぐらい厚みのある物語になっています。その意志同士が相いれずに戦いが起きていきますが、その戦いも時が止まった中で起きるので見る方は不思議な感覚に陥るんじゃないかと思います。
見どころとしては、ぜひ間島に注目していただきたいです。あと、やはり原作がとても面白く、アニメと比べるといろいろと発見もあると思うので、ぜひどちらも楽しんでもらえればと思います。
山路:私もこの原作がすごく好きです。こんなに面白いと感じた漫画は久しぶりなので、それをアニメとして皆さんに見てもらえるのがうれしいです。
自分の役で言えば、瞬間移動というしゃれた能力をじいさんだけが使えるという、不思議な縛りを作品で作っているところが個人的に気に入っていて。しかも、その力も不完全なもので、いつも横になったり天井に止まってしまったりするんです(笑)。でも、その間抜けさの中に必死さがあって、演じていて気持ちがいいです。ですので、そんなところも注目して楽しんでもらえればと思います。
1月7日(日)スタート
毎週日曜夜0:30-1:00ほか
TOKYO MX、BS11ほかで放送
Amazonプライム・ビデオで日本・海外独占配信