1月22日(月)に千鳥がMCを務めるバラエティー番組「NEO決戦バラエティ キングちゃん」が放送される。
同番組は、千鳥とゲストの人気芸人たちが、多様なジャンルで“夢のマッチメーク”を実現する新感覚バラエティー。プロデュースは「ゴッドタン」などで知られる佐久間宣行Pが手がける。第1期は2016年7月〜12月に、第2期は2017年4月〜6月に放送され、あまりにストイックすぎる“ド直球”お笑い番組として、コアなファンを獲得した。1月から第3期を迎える。
WEBサイト「ザテレビジョン」では、番組に独占密着し、収録に挑む出演陣にインタビューを敢行! 今回はMC・千鳥に番組の人気の秘訣を探る後編を送る。
――前編インタビューでは企画名がおかしいという話も出ましたが、「キングちゃん」をシーズン3から見る初心者にも楽しめる方法を教えて欲しいです。
ノブ:僕ら40歳手前くらいの芸人がバラエティーど真ん中でやれる番組ってなかなか無かったので…若手とも中堅ともいえない、けどテレビでよく見る芸人たちの面白いところが一番見られるって言ったらいいですかねぇ。
大悟:本当に何の役にも立たんし、タメにもならないけど、ただただ笑えるよな。
ノブ:たしかに「冷やし漫才王決定戦」とか「今ヤリに行けるアイドルGP」とか、何のこっちゃですけど、見たらすぐ分かりますから。
――予備知識ゼロでも、ただ見ているだけで楽しめると。
ノブ:シーズン3になって、芸人にもどんな番組なのか浸透してきたんですよ。特にゲストで入る若手はものすごい食らいつき方をしてくると思うので、彼らの焦りも、スベった表情も見どころですね。
他のバラエティーはそういうの全部カットしますけど、「キングちゃん」は逆に全部使いますから。そこも楽しみ方の一つじゃないですかね。
大悟:大阪の後輩たちの中でも東京に出ていくきっかけを「キングちゃん」にしようとしている奴らが多いんですよ。ダイアンとか。そういう大阪の奴らがジャンプ台に使ってる番組で、どれくらい飛んでるかを見届けて欲しいですね。
――“ジャンプ台番組”は初耳でした(笑)。そんな初登場芸人たちにお二人から何かアドバイスをするとしたら?
大悟:収録前に考えてから行ってもその通りになることが一つもないんすよね〜。
ノブ:結果残せないことがショックって言う芸人多いよな。パンサーの向井(慧)も普通に面白かったのに「悔しかった、もう怖いです」って言って凹んでいたんですけど…いやいや、こんな現場、ヨソに絶対ないから! って。で、これがテレビの世界じゃないから、たぶん! っていう。
かなりニッチにやってるお笑い格闘技みたいなもんなんで、楽しみに来て欲しいですね。誰がハマるか誰も分からないんで。
大悟:そうそう。頑張りようもないので、気張らず流れて転がっていれば面白くなるので。
――本当に予想だにしない化学変化が「キングちゃん」ですよね。さて、1月22日(月)放送のシーズン3第2回は「今ヤリに行けるアイドルGP」です。
ノブ:大好きなんすよね〜この企画。笑ってあげたらかわいそうなんですけど、アイドル本人たちは本気で仕事取りに来てる訳ですから。あそこまでして仕事欲しいかと思う反面、かわいく見えてくるんですよね、健気で。
大悟:よう笑ったよなぁ。こっちが何も仕掛けなくても、面白い要素が揃っていて出来上がっちゃってるから、俺もただ普通に笑っていただけでしたねぇ。
仕掛ける側も西村(瑞樹)さんとか相田(周二)とか、人選も面白いから笑いのツボをくすぐるんですよ。
ノブ:もはやドッキリを仕掛けているバラエティー番組というより、人間ドラマを見ているようで…今回は全くヤリに行かない子もいますから。そういう子がいてこそ周りが引き立つっていうのもありますし。
――なるほど。注目すべきアイドルはいますか?
ノブ:ヤリに行く姿も面白いけど、葛藤する姿もこの企画ならではなんですよねぇ。ヤリに行かない子の葛藤は見逃せないですね。意志の強さがスゴいですもん。
大悟:戦ってたよな〜あれは。あと今回はあるアイドルの“負けた顔”も見どころですね。誰もが経験したことのある、絶対勝ったつもりで負けた時のあの表情、あんな面白いんやなって再認識しました。
ノブ:いい顔でしたねぇ。
下に続きます