広瀬すず演じる孤独な少女が、人間愛を見つけていく【冬ドラマ人物相関図 ~水曜ドラマ編~】
冬ドラマの相関図を一挙紹介する同記事シリーズ。【水曜ドラマ編】の最注目作は、1月10日(水)スタートの「anone」。主演・広瀬すず×脚本・坂元裕二で送る感動ドラマの人間関係が一目で分かる相関図とあらすじを紹介。
脚本・坂元裕二。家族とは何かを問いかける「anone」
脚本家・坂元裕二をはじめ、「Mother」('10年)、「Woman」('13年、共に日本テレビ系)を手掛けたスタッフが再集結。家族を失い、社会からもはぐれた一人の少女が、老齢の女性と出会い、真実の人間愛を見つけていく。
フリーターのハリカ(広瀬すず)は、家族がおらず、ネットカフェで暮らす身寄りのない少女。同じ境遇の少女たちと一緒にネットカフェで寝泊まりしながら、日雇いのバイトで食いつないでいた。チャットゲームで知り合った「カノン」と名乗る入院中の少年と、チャットで“会話”することだけを楽しみにしていた。ある日、ハリカたちはひょんなことから海で大金の詰まったバッグを見つける。カノンの病気を治したいハリカは、その金を治療費に充てられたら、という思いがよぎるが、突如現れた見知らぬ女性・亜乃音(田中裕子)に追われ、金を奪われてしまう――。
広瀬すずは、役作りで髪の毛をバッサリ。「ショートにしても、世の中に対して一枚フィルターがかかっている感じを表現したく『前髪は長めに欲しい』と、少し自分の意見を言わせていただきました」とこだわりがあることを明かした。
また、広瀬すず演じるハリカは、移動手段がスケボー、という役どころ。スケボー初挑戦となる広瀬すずは約1 時間半の練習をすでに4 回こなし、「ちょっとずつ慣れてきましたけど、“練習が大事”という作品に多数出させてもらっているので(笑)、土台をしっかりさせたいです」と慎重なコメント。一方、特訓を見守るプロデューサーは「吸収が早いです!」と太鼓判を押した。
東京03出演の新感覚コメディなど、深夜の水曜ドラマも見逃せない!
ほかにも地上波では、東京03、山下健二郎、山本舞香による新感覚シチュエーションコメディ「漫画みたいにいかない。」が1月10日(水)よりスタート(毎週水曜夜0:59~1:29 日本テレビ)。 うだつが上がらない漫画家・オサム(角田晃広)とアシスタント・荒巻(山下健二郎)、オサムの一人娘・るみ(山本舞香)、編集者・足立(豊本明長)、定食屋店主・鳥飼(飯塚悟志)の日常を描く。
1月17日(水)からは、ロックバンドにかける若者たちを描いた青春ドラマ「御茶ノ水ロック」がスタート(毎週水曜夜2:35~3:05 テレビ東京)。 「いつか武道館に立ちたい」という同じ夢を掲げていた始(佐藤流司)と亮(染谷俊之)の兄弟。やがて始はギターでバンドデビュー、亮は音楽プロデューサーと別の道を歩む。