坂上忍出演のホラー作品で主演女優の座に!?「ぞくり。怪談夜話」新作のヒロインオーディションが開催中!
動画配信サービス「生テレ」のスペシャル番組として、1月10日夜に放送された「『ぞくり。怪談夜話』シリーズ主演女優オーディション」。本番組では、劇場公開やTOKYO MXテレビでのレギュラー放送でも話題を呼んだ、人気ホラードラマシリーズ「ぞくり。怪談夜話」のヒロインとなるべく名乗りを上げた14名の候補者が集結した。
番組の発端となった「ぞくり。怪談夜話」は、「驚き(意外性)」と「怖さ」で見るものを恐怖で“ゾクッ”とさせるストーリー展開や演出などが盛り込まれた、オムニバス形式のショートホラー。今回は、そのドラマシリーズの新作オムニバス1編で主演を務める女優を発掘するため、主演女優オーディションの開催に至った。さらに制作されたオムニバス1編は、今夏にも全国でレンタル&セルDVDリリースされる「ぞくり。怪談夜話」シリーズ新作への収録が決定している。
番組の初回放送では、お笑いコンビ・井下好井の2人をオーディション見届け人に迎え、我こそはと意気込む主演女優候補者が集まった。さらに新作「ぞくり。怪談夜話」の監修を務める映画監督・山田雅史(まさふみ)氏が番組に登場。乃木坂46・生駒里奈主演の映画『コープスパーティー』の監督を務めた山田監督に向けて、まずはそれぞれの個性をアピールするべく、14名の候補者たちは自己PRや演技選手権へと挑戦した。
自己PRコーナーでは、14名の候補者全員がオーディションに懸ける意気込みや特技などを披露。ホラードラマのオーディションにちなんで自らの恐怖体験を語る者や、ホラー作品への出演経歴を語る者など、それぞれの“ホラー適正”を山田監督と視聴者に向けて懸命にアピールすることに。中でも「自らの腕を折ることができます!」と宣言した候補者は、関節の柔らかさから繰り出される特技を披露し、井下好井や他の候補者たちをも驚かせた。
さらに番組では、「即興寸劇選手権」や「なりきりさんが転んだ選手権」を開催。「即興寸劇選手権」では、井下好井の2人からお題として出されたシチュエーションを即興で演じなければならないという、女優としての技量や瞬発力を試されることに。
また「なりきりさんが転んだ選手権」では、好井まさおが鬼となり、「貞子」をはじめとしたホラー作品に登場する有名キャラクターたちをお題として提示。女優たちは通常の「だるまさんがころんだ」に加えて、お題のキャラクターを演じながら移動しなければならない特別ルールに苦戦しつつ、1位を目指して演技力や突破力を見せた。
そして、番組の最後には山田監督から最優秀主演女優賞を発表。今回は「即興寸劇選手権」にて幽霊に襲われる役を演じきり、普段からホラー作品を好んで鑑賞しているという石原梨加(りか)に決定し、山田監督は「ホラーを熟知しているが故の演技。即興演技ではあるものの、周囲の状況が見え、おびえる表情の演技も良かった」とコメントを寄せた。
心霊現象も発生せず、無事に初回放送を終えた「『ぞくり。怪談夜話』シリーズ主演女優オーディション」だが、戦いはまだまだ始まったばかり。今後はAとBの2ブロックにわけて、「生テレ」上で行われる個人配信が候補者たちのオーディション場所となる。そして各ブロックにて予選を1位で勝ち上がったものには、出演権が与えられることからその戦いはすでに激化。予選Aブロックでは戦いが始まっており、1月21日(日)まで毎日候補者たちによる個人配信が行われているので、こちらの配信もぜひ見逃さないでほしい。
文=竹内巴里