
料理家・食育インストラクターの和田明日香が、ゲストとリラックスした“宅飲み”を楽しむ人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00-、BSテレ東)。4月7日の放送回には、女優・かたせ梨乃が登場した。スクリーンでの強烈な印象とは裏腹に、軽やかでチャーミングな素顔が明らかに。
“極道の妻”かたせ梨乃「ちょっとカッてくると『なんや!』」
映画「極道の妻たち」で気迫あふれる女性像を演じてきたかたせ。役の印象からか、和田は「強くてちょっと怖い女性のイメージだった」と話す。しかし実際のかたせは明るくユーモラス。そのギャップに、和田はさっそく心をつかまれたようだ。
だがかたせ本人も「(『極道の妻たち』みたいな)役をやっていると危ない」などと、役の影響が日常にも出てしまうと語る。「ちょっとカッてくると『なんや!』って感じになる」と、ついつい“極道の妻”がこぼれ出てしまうと話した。
シリアスな役に入り込むほど「目がね、殺気立っちゃってる」と語る一方で「あの時大変だったのよって、みんなと笑えるといい」と、かたせならではの役への向き合い方を振り返る。
そんな中、かたせが前言を証明するシーンも。和田が「子どもたちに料理の文句を言われる」とちょっとした愚痴をこぼしたところ、かたせはすかさず「そんなもん作れるもんなら作ってみぃや!」と“極妻モード”に突入。直後に「あっ!出た~!」と自分でツッコむ流れに、スタジオは笑いに包まれた。
「失うものがなかった」から始まった女優人生
バラエティでは女優の枠を超えた体当たりのロケもこなすかたせだが、そのタフさの原点は映画現場にある。「映画ってもっと厳しいから。雪の日に川に飛び込まされたりとか…」と、これまで経験してきた過酷な撮影現場を挙げていく。
そんなかたせだが、意外にも素の性格は人見知り。学生時代は歌の授業で熱が出てしまうほど引っ込み思案だったといい、「こういう仕事してるの信じられないくらい」と語る。バラエティー番組に出演していくなかで、だんだん自然に人と話せるようになったのだとか。
スカウトをきっかけに飛び込んだ芸能の世界も、「失うものがなかった」という覚悟から始まったもの。18歳からモデルの仕事を始めたが、なかなか代表作に巡り合えず悩んでいたという。
29歳の時に出会った「極道の妻たち」は、まさに転機だった。「これを引き受けるか引き受けないかで、私は“女優を辞めるか”“このまま続けられるチャンスをいただけるか”(が決まる)」という瀬戸際での決断が、現在のキャリアへとつながったと静かに振り返る。
「映画は人生に刻まれて楽しいです。出会えてよかったなと思います」という言葉には、過酷さも含めてすべてを糧にしてきた実感がにじんでいた。
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