――本番の収録はいかがでしたか?
池田「そりゃ2人とも緊張しましたよー。本番では、女性ゲストの方々に、実方が『キレイだ』と言いまくろうと、それだけはあらかじめ決めてたんです。実際、綾瀬はるかさんに『キレイだ』って言えたんで、『よっしゃ!』と思ったら、その瞬間、滝沢カレンさんとか他のみなさんに言うタイミングをことごとく逃しちゃって」
実方「最後にあわてて、岡村(隆史)さんに『岡村さん…キレイだ』って言ったら、『何で?』って返されたっていう(笑)」
――でも、そのくだりも含めて、フリートークも大ウケでしたよね。
実方「矢部(浩之)さんが、『おもろ!』『「キレイだ」って、絶対流行るやん!』っておっしゃってくださって。めちゃめちゃうれしかったです」
池田「ゲストの皆さんの顔もまともに見られないくらい緊張していたので、ナインティナインのお二人に救われた感じですね」
実方「本当にありがたかったです。本番の後も、岡村さんが『何であんな動きができるん?』『芝居習ってたん?』と声をかけてくださって」
――実際、お芝居の勉強をされたことはあるんですか?
実方「いえいえ、全く。僕らはただ、ドラマが好きなだけで。今まで見てきたドラマから吸収したものをストレートに出してるだけ、というか。コントの作り方も、『あのドラマみたいに、もっとこう動いたほうがオシャレだ』とか、『あの俳優さんみたいな、こういう言い方がかっこいい』とか、そんな感じなんです」
――ちなみに、どんなドラマが好きでした?
実方「一番はやっぱり『やまとなでしこ』(2000年フジ系)ですね。ラストの(松嶋菜々子演じる)桜子さんのセリフがすごく好きなんですよ。あと、三谷幸喜さんの脚本のドラマも大好きで。特に『王様のレストラン』(1995年フジ系)、最高ですよね。何かオシャレなんですよ」
――言われてみると、実方さんがもし三谷作品に出演していても、全然違和感がないかも…。
実方「『王様のレストラン』で言うと、田口浩正さんのポジションを狙ってます! そろそろデブも世代交代してくれませんかっていう(笑)」
池田「僕が一番好きなドラマは『最後から二番目の恋』(2012年フジ系)。僕、あまりにも好きすぎて、第2シーズン(『続・最後から二番目の恋』2014年)が始まるとき、オーディションに行きましたからね」
実方「えっ? 初耳だわ」
池田「でも、いざオーディションとなったら、ガッチガチに緊張しちゃって、結局全然ダメで…好きすぎて失敗しました(笑)」
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)