
「ムービング」(2023年)をはじめ大作に次々と抜てきされ、韓国で今最も注目を集めるスターの1人、コ・ユンジョンが4月22日に30歳の誕生日を迎えた。整った顔立ちから“AIも自信をなくす美貌”や“若者が今一番なりたい顔”と称され、20代後半での高校生役も違和感なし。1月に配信された「恋の通訳、できますか?」では福士蒼汰と共演し、日本でも急速に知名度をアップさせているユンジョンのキャリアを振り返る。
絵画専攻から一転、演技の道へ
美貌はもちろん、確かな演技力でも知られるユンジョン。だが、俳優を目指したのは大学進学後しばらくしてから。それ以前は中学1年生で始めた絵に夢中で、美術高校から大学の現代美術専攻に進んだ。2025年4月に出演した「ユ・クイズ ON THE BLOCK」で自身が描いた作品を公開したが、その実力は司会のユ・ジェソクも「写真かと思った!」と驚いたほど。
映像業界に興味を持ったきっかけは、1997年の名作映画「タイタニック」だったという。「ユ・クイズ―」では、「あまりにも(『タイタニック』が)好きで、メーキング動画も探してたくさん見たんですが、1つのシーンを撮影するためにとても楽しそうに議論している場面が印象に残って、映画を作るチームの一員になりたいと思うようになったんです。絵は個人プレーだから」と回想。当時は多い日には1日5本ほど映画を見続けたという。
こうして始まった俳優への道。初めて受けたオーディションは、映画「パラサイト 半地下の家族」(2019年)で、最終候補の1人まで進んだものの落選した。これがかえって“もっと上手に演技したい”という思いに火をつけた一方で、当時公開したプロフィール写真のあまりに整った美貌が「これ、人間?AIじゃないの?」「AIもコ・ユンジョンの前では自信をなくすよ」とSNSで話題を呼び、徐々に注目を集めていった。
主役級俳優が勢ぞろいした話題作「ムービング」メインキャストに
俳優デビューは2019年のドラマ「彼はサイコメトラー -He is Psychometric-」。翌年、“謎の病”で怪物化した人間たちとの闘いを描いたホラー「Sweet Home -俺と世界の絶望-」(2020年)で注目を集めたのち、時代劇ファンタジー大作「還魂」パート2(2022年)で主人公の1人、チン・ブヨン役に抜てき。賢くて明るい姫・ブヨンに加え、その体に宿るもう一つの魂・ナクスの人格も演じ分け、鮮烈な印象を残した。モデル出身とあって、花嫁姿の美しさも格別だ。
2023年には、リュ・スンリョンやチョ・インソン、ハン・ヒョジュら主役級スターが勢ぞろいした話題作「ムービング」に父譲りの“治癒能力”を持つ高校生チャン・ヒス役で出演。母を幼い頃亡くし、男手一つで自分を育ててくれた父ジュウォン(スンリョン)を気遣うけなげなキャラクターをチャーミングに演じた。
当時すでに20代後半だったが、高校の制服姿もまったく違和感なく、この頃から韓国では本格的に“若者のなりたい顔”の代表格として取り上げられることが多くなっていった。





















