美保純「誰かに会いたくてたまらなくなる」映画「死神バーバー」のキャストコメントに覗く「最期の別れ」を巡る温かさ

いまおかしんじ監督最新作映画「死神バーバー」が、2026年初夏に新宿武蔵野館ほかで全国公開される。桜井日奈子、そしてSTARGLOWのメンバー・KANONとしても活動する日穏が主演を務める注目作で、4月9日には追加キャストが発表されたことも記憶に新しい。あわせて公開された死神の中間管理職・クロダを演じる岡部大らのコメントを紹介する。
いまおかしんじ監督の最新作は“自分の人生を見つめ直すヒューマン・ファンタジー”
映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」に続き、日本大学藝術学部の授業の課題で提出された梅木陽一の企画書を元に、ベテラン・いまおかしんじ監督がメガホンをとり、若き才能の発想と名匠の演出が融合した一作が「死神バーバー」だ。
主題歌は、Furui Rihoが本作のために書き下ろした最新曲「太陽になれたら」。物語に寄り添う楽曲が、作品の世界観をより豊かに彩る。
本作の舞台は、死神が営む美容室「冥供愛富(メイクアップ)」。死神美容師たちは亡くなった人間にお色直しをし、魂が冥土に送られる前に現世にいる残された家族や大切な人を1日だけ繋ぐことで、本当の意味での「最期の別れ」を手助けしていく。
ヒロイン・佐伯美帆(桜井)は新米の死神美容師・サクマ(日穏)の“早とちり”によって、死までの数日間を「冥供愛富」で過ごすことに。残された時間の中で、死を迎えた人たちとの出会いと別れを通じて自分の人生を見つめ直すヒューマン・ファンタジーとなっている。
追加発表されたキャストは岡部のほか、平井亜門、猪塚健太、美保純など実力と勢いを兼ね備えた18人。あわせてヒロイン美帆と新米死神サクマを中心とした、出会いと別れが垣間見える場面写真28点が一挙解禁となった。
物語を彩る魅力的なキャストたち
冥供愛富のオーナーを務めるサクマの先輩死神・クロダ役には、お笑いトリオ・ハナコで「キングオブコント2018」優勝の実績を持つ岡部。俳優としてもNHK連続テレビ小説「エール」や大河ドラマ「どうする家康」など幅広く活躍する岡部は、「死神らしい『説教』は何だろうと、監督と日穏くんと探り合う中で、ある形に落ち着きました。クロダの説教タイムにもぜひ注目してやってください」と、役作りの裏側を語る。
美帆の恋人・将吾役には、平井亜門。 映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」やドラマ「フェイクファクトリップス」などに出演し、いまおか監督の映画「神田川のふたり」で主演を務めるなど、監督とは度々タッグを組んでいる仲でもある。平井は桜井との共演について、「作中疑問に思ったことなど素直に投げかけてくださる方」とコメントしていた。
美帆が働くヘアサロン「DASH」の店長・水原隆役にはドラマや映画で幅広く活躍する猪塚健太。 近年では大河ドラマ「豊臣兄弟!」やドラマ「この愛は間違いですか~不倫の贖罪」などに出演している注目の俳優だ。猪塚は本作について「無意識に生きるより、伝えたい想いを持って生きる方が、少しだけ人に寄り添えるような気がする」と、本作を観る方への思いを語っている。
美帆の母・佐伯みどり役には、1987年に日本アカデミー賞・助演女優賞を受賞し、幅広く活躍する美保純。本作のテーマである「最期の別れ」に寄り添い、「観た後 誰かに会いたくてたまらなくなるでしょう」とメッセージを残した。
他にも美帆の同僚としてヘアサロン「DASH」に登場する佐久間祥朗をはじめ、佐々木ほのか、坂巻有紗、工藤遥、荒井啓志といったフレッシュな顔ぶれが参加。また映画「れいこいるか」で夫婦役を演じた河屋秀俊、武田暁が本作でも夫婦役で再共演を果たす。
現在ロングラン上映中の映画「結局珈琲」に出演の山脇辰哉、細井じゅん、映画界に欠かせない存在の宇野祥平、サクマとクロダの先輩死神役として山下敦弘、川上さわ、守屋文雄、森蔭晨之介ら、総勢18人のキャストが作品を彩る。
解禁された場面写真28点には美帆がサクマに腕を組み、説得するような表情を浮かべるカットをはじめ、恋人・将吾(平井)に真剣に向き合う美帆の姿、そしてサクマとクロダがコミカルなポーズをするシーンなどが収められている。 死を迎える人々と向き合う中で描かれる、さまざまな出会いと別れの形が垣間見えるカットだ。


































