2月3日(土)に初回放送を迎える、滝沢秀明主演の“オトナの土ドラ”「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)。
本作は、一家惨殺事件の生き残りである弁護士・浅利祐介(滝沢)が、その犯人とされる死刑囚・柳瀬光三(遠藤憲一)の再審請求を通して真実と向き合う、骨太の“泣けるサスペンス”だ。
小杉健治による原作「父と子の旅路」では死刑囚・柳瀬が主人公だが、本作では弁護士・祐介の視点からそれぞれの家族の愛を描く。
台本を読んで「本当に大人の作品で、自分もそういう年になったんだなって思いました」と第一印象を明かす滝沢に、演じる役柄や見どころなどを聞いた。
――今回演じる祐介という役について、どのように感じますか?
すごく難しい役ですね。ものすごく複雑な感情を表現しないといけないです。家族を殺されて、その死刑囚の再審請求依頼を受ける役ですが、やっぱり「なんで俺が?」ってところがあると思うんです。
そこが難しいところですよね。これからいろんな出来事があって、一皮むける瞬間を僕は演じるのかなって気がしています。
――難しい役どころですが、どのように演じていきたいですか?
苦悩や悲しさにはいろんな表現の仕方があると思うんです。悲しいときに悲しい芝居で伝えるときもあれば、芝居では冷静を保っているときもあります。第三者の目線と、当事者の目線は違うと思うので、その表現を追求したいですね。そうじゃないと、視聴者が冷めてしまうと思うので。
――初の弁護士役ですが、いかがですか?
「大変な職業だな」とあらためて思います。どんなことがあっても、フラットな気持ちで考えていかなければならない面があるので、そこをどう自分が表現できるかが課題です。
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