――カボチャ以外だと?
上田:私はそれこそ、アガーテさんもすごく素敵だなって。三強が揃うシーンで、親しい仲である静ちゃんに対しては、おそらく普段よりも多めに感情が出てしまう感じが絶妙で。きっと、静ちゃん以外への、そこまで心を開いていない人へのお芝居も今後見られると思うので、楽しみです。私はそのアガーテさんのお芝居が、1番印象に残ってます。
加隈:嬉しい。カボチャに並んだね(笑)。でも、アーサーさんの声も、上田ちゃんからのイメージは何となく持ってはいたんですけど、すごく大人っぽい雰囲気が新しく感じて。これは、アガーテでも強く出れないぞ!って思いました。実際、横にいるんですけど、喋るたびに包まれる感じがあって、すごく独特の雰囲気なんです。それが、未知な感じがして素敵だなって。いつも(上田さんの)ファンになりますね。
上田:う~。優しい世界(笑)。
加隈:やっぱり一緒に出てきた分、意識はしちゃいます。あとは、Aパートの最後で、おでこに原書がぶつかっちゃうところで、静ちゃんもああいう反応をするんだって思いました。
――今後の見どころは?
加隈:歌!(上田さんが歌う)エンディング!
上田:ありがとうございます! エンディングは第3話以降もずっと変わらないはずです(笑)。「sleepland」はしっとりとした曲になっていて、そのまま眠りに誘うような。本の中、夢の中へ入っていけるような歌になっていますので、浸りながら、気持ち良く眠っていただけたら嬉しいです。シングルには最初のPVでも流れていたイメージソング「誰もわたしを知らない世界へ」も収録されるので、よろしくお願いします。あと、アーサーさんはまだミステリアスな面が多いので、今後どういう一面が見えてくるのか、楽しみにしてほしいです。3話だと、葉月ちゃんがまだブーフ・ヒュレを使えていないので、果たして使えるようになるのか。そこもドキドキする部分だと思うので、4話以降も見守ってください。
加隈:ヘクセンナハト! とても言いづらいヘクセンナハトが開かれる前ですけど、アガーテは強豪としてどう出てくるのか、どういう戦い方をするのかを楽しみにしていただきたいです。戦ってくれますよね? 気づいたら負けていたとかイヤですよ(笑)。なので、そのシーンでどんな絵が付くのかも楽しみにしています。アニメオリジナルということで、小説との違いも楽しみにしてほしいですね。アニメを見て小説を読んでみたり、小説を読んで、アニメはこうなってるんだと思ったり。そういう楽しみ方をしてもらいたいなと思います。
――では最後に、自分のキャラクターへメッセージをお願いします。
上田:………。
加隈:上しゃまとアーサーがしゃべってたら面白そうだね(笑)。
――すごくゆっくりとした空気が流れるでしょうね。
上田:会話が進まなそうです(笑)。
加隈:亀とかが、ゆっくり歩いてそう(笑)。
上田:たしかに(笑)。では、アーサーに! ゆっくり2人で、お互いマイペースに進んでいきましょうね! 紅茶でも飲みましょう。
加隈:私は、アガーテにですね。私、あまり気の強い方が得意ではないので、その素直な内面を見せてくれると付き合いやすいです。でも、顔はとっても好みなので、これからも仲良くしてくださいね。少ない友達と深く付き合うのも素敵だと思うので、その1人に加えてほしいなって思います。あの容姿であの力があるので、きっとファンもいるだろうし、モテモテになるとちょっとヤキモチを妬いちゃうけど、私には仲良くしてください(笑)。