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西田敏行、竹下景子「日曜名作座」放送61年の思いを語る

2018/02/10 12:21

西田敏行、竹下景子が数々の名作をラジオドラマという形で紹介
西田敏行、竹下景子が数々の名作をラジオドラマという形で紹介 (C)NHK

西田敏行竹下景子の声の演技でつづられるラジオドラマ「新日曜名作座」(毎週日曜夜7:20‐7:50、ラジオ第一)が4月で10周年を迎える。

同番組は、森繁久彌加藤道子が1957年から2008年までの51年間にわたり放送してきた「日曜名作座」を、西田と竹下が引き継いだ新シリーズ。会見に応じた2人は、番組を担当することになってから10年が経った感想や、合わせて61年となった長寿番組に出演している思いなどを語った。

西田は「もう10年経ったのかと、そんな思いでいます。森繁さんとお会いすると『ラジオはいいぞ。ラジオは楽しい』といつもおっしゃっていました。そのことが10年やらせていただいて、つくづく感じます。

私も幼少のころはラジオで『笛吹童子』や『一丁目一番地』など、いろいろな番組を聞かせていただき情操を育んだんですね。そのおかげで、この優しい立派な人間が形成されたんだと思っております(笑)。ラジオという耳で聞く感覚は、お子さんの情操を育む媒体ではないかなと考えています」と語る。

また、森繁から引き継いだときの気持ちを「森繁さんがライフワークのように務めていた番組でしたから、森繁さんのパワーを全部引き継ぐことになるなという半端に関わることはできない思いでした。喜びもありましたけれど、緊張はそれに勝るほどでしたね」と振り返る。

さらに、60年を超えた番組について「これは100年までいかなければいけないのかな。誰かにまたこの仕事を委ねて、つながっていくのかなという思いがあります」と告白した。

竹下も番組を引き受けた10年前を思い出し「『森繁さんも加藤さんも、同じクロスが敷かれた同じテーブルに向かい合って収録していたんですよ』と言われてから、10年が経ったのか、今でも夢のような気がしてなりません」と吐露する。

今後について竹下は「60年と言われるとすごい道のりだなと思いますけれど、私の中ではまだまだスタートからちょっとだけ経ったつもりでいますので、これからどういった作品との出会いがあるのか楽しみです。10周年を記念した藤沢周平作品もこれから録音させていただきますので、いいものになったらなと思っています」とアピールした。

なお、「10周年記念・藤沢周平短編作品」は、4月8日(日)から全6回で放送される。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「新日曜名作座」
毎週日曜夜7:20‐7:50
ラジオ第一にて放送
※「10周年記念・藤沢周平短編作品」は、4月8日(日)から全6回で放送
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