咲良「アイドルはONとOFFがある(笑)」
――演じる中で原作は意識しましたか?
小倉:しましたね。原作もアニメも見て、近づけられるように頑張りました。
咲良:私は(アイドルなので)笑顔でいることがお仕事ですけど、怜は全然笑わないんですよ。監督から「笑わないでくれ」って言われていたので、(笑わない役の)表情が難しかったです。
――怜や竜華という配役を聞いた時は?
咲良:怜は病弱な役なんですよ。元々、私は目のくまがひどくて、くまのメークをしなくてよかったので、それが生かされましたね。そこはこの役に向いているなって(笑)。
――ステージのイメージと真逆ですね。
咲良:アイドルはONとOFFがあるんです(笑)。OFFのときは、朝みたいに静かだよね?
小倉:うん。知らないと不機嫌なのかな?って思います。二人ともなんですけど。
――咲良さんの好きな言葉が「明日はOFFです」と聞きましたが?
咲良:休みというのもあるし、スイッチを切るという意味もあります。なので、怜の病弱なところは顔色的に向いていて、元気な役をやるよりもいいかもしれないですね。
小倉:私は竜華をアニメで見た時に、ピッタリだなって思いました。背とか、声の感じとか(大きな)胸とか。あれ、結局は(パッドを)入れていたんですけど(笑)。
咲良:すごかったよね?
小倉:見たこともないようなシリコンのパッドを入れて盛っているんです。でも、竜華はいろいろな面でピッタリだったので、キャスティングされた方はすごいなって思いました。
小倉「声の印象と性格は全然違う」
――先日のインタビューでも、声について話していただきましたね。
小倉:声だけ聞くと「ふんわりしている」みたいに思われがちなんですけど、性格は全然違うんです。おとなしいと思って近づいてきた人に引かれたりします(笑)。
咲良:ははは(笑)。
小倉:見た目は近いとは思うんですけど、中身は似ている部分はないと思います。すごく優しくて、怜を思うところとか、そういう竜華の性格の部分では似ていないかなって。そんなに他人のことを一番に考えられるような人間ではないので(笑)。
咲良:ははは(笑)。ギャップだね。でも、演じている中で包容力みたいなものは感じました。よく言われない?
小倉:うん、言われる。
咲良:そこは役だからというのもあると思いますけど、一緒にやっていて「竜華だなぁ」って感じる部分だったので。
――怜は「一巡先を見る」という能力がありますが、お二人の能力というか特技などは?
咲良:特技でいいですか? 35~50歳くらいのおじさんとすぐに仲良くなれます(笑)。好きな音楽がちょうどそれぐらいで、メタルとかが好きなので、趣味が合うんですよ。なので、“メタルおじさん”はすぐに仲良くなれます。
小倉:メタルってヘドバン系?
咲良:そう。そういう話をすると、おじさんと仲良くなれるの(笑)。
小倉:私は…特技ですか? 部屋を散らかすこと(笑)。きれいになったと思っても、3日後には「あれ、おかしいな?」ってぐらい散らかっていて、よく怒られます。
【インタビュー後編「小倉優香が失言? 咲良菜緒『なめてるでしょ!?』」に続く】
公開中
出演=桜田ひより、伊藤萌々香、恒松祐里、渡邉幸愛、中山莉子ほか
監督=小沼雄一
原作=小林 立
コミック作画=五十嵐あぐり
脚本=森ハヤシ
公式サイト=http://www.saki-project.jp
(C)小林 立/SQUARE ENIX・「咲阿知賀編」プロジェクト
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