アニメ「おまもりひまり」で九崎凛子役を務める声優・野水伊織が2月11日、都内で初の単独イベント「凛子のおとしもの 野水伊織ナイト」を開催。'09年に放送された彼女の声優デビュー作「そらのおとしもの」で共演した見月そはら役の声優・美名を司会に迎え、トークショーなどを行った。
史上初、パンツ描写に特化したお色気アニメとしても大きな話題をさらった「そらのおとしもの」では、ツンデレ美少女天使・ニンフ役を好演し一躍注目された野水だが、「おまもりひまり」では美少女たちに囲まれる主人公の少年・天河優人にヤキモキするいじらしい幼なじみという役どころをキュートに演じている。そんな彼女の人気ぶりを裏付けるように、本イベントには小雪がちらつく悪天候の中、150人以上ものファンが駆け付け、開場前から長蛇の列ができた。
そんな“いおりん”こと野水だが、実はwebラジオ「おまひま☆HR」ではさんざんなイジられキャラになっていることを告白。「緋鞠役の小清水亜美さんと一緒にやらせてもらってるんですけど、ほんとに、イジられてます…。あみっけ(小清水)はほんとにフレンドリーで優しい姉御って感じなんですけど、そのおじさんセクハラに毎回遭い(笑)、そんな空気を読んだリスナーの皆さんもわたしイジりになり、“おしりんこ”とか“いおしり”とか言われたり、『なぜお尻にこだわる?』というひどいあだ名を付けられて…」とのことで、当の小清水もラジオ収録後には毎回野水のマネジャーに、そのヒートアップするイジりっぷりを謝って帰っていくのだとか。
また、この日は野水本人が問題を考えてきたというクイズ大会も実施。パンツの柄当てというおバカ問題から、妖怪バトルを描いた「おまひま」にちなんだ「一本ダタラという妖怪の由来になったタタラ師の職業とは?」といった難問に観客も悪戦苦闘気味だったが、そんな中、見事成績優秀者に輝いた2人には、なんと本人と一緒に生アフレコの共演がプレゼントされた。このチャンスを前に、かなりのプレッシャーが予想されたが、実際アフレコが始まると堂々たる演技を披露。その内容に野水も「すごい! わたしの方が緊張しちゃった」と感嘆しきりだった。
最後に、ファンに向けあいさつを行った野水は「きょう寒いから、(イベントに)行かないでおこうかなってなったらどうしようと思ってた中で、皆さん並んでくださって…(涙)、本当にありがとうございました」と、思わず感極まり、涙を流すひと幕も。また、2月13日に26歳の誕生日を迎えた美月にサプライズでバースデー・ケーキが贈られると、会場みんなでバースデー・ソングを大合唱。温かい雰囲気で締めくくられた。
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