武田玲奈と紘美は真逆…?
――演じた紘美の印象は?
紘美はクラス委員長で、特にドラマの最初の方では正義感が強くて、まとめたがりなところがあります。そうした部分は自分とは真逆だなと思いました。
――真逆ですか?
私自身はクラス委員といったものはやったことがないですし、元々あまり人の前に出るのが得意ではなかったんです。引っ張っていくよりも、付いていくタイプだったので。
――確かに紘美は正義感が強すぎて、「そんなにいろいろ周りに言ったりすると、嫌われて吊られる(投票される)のでは?」と心配になりなすね。
そうなんですよね。途中からだんだん変化はしていきますが。
――緊張から過呼吸の発作を起こす場面もありますね。
私は過呼吸になった経験がないので、技術的に難しいと感じました。なので、事前に動画を見たりして研究してから演技に臨みました。
――他に難しかったことはありますか?
紘美は登場人物の中で、一番変化していく女の子だと思うんです。その変化するポイントポイントをちゃんと意識して作って、徐々に変化を見せていくという演技が難しかったです。
――監督からは、どんなことをリクエストされましたか?
生きる強さを出すことでしょうか。監督は「シンプルに生きていく女性は『美しい』と言われたらうれしい」と言っていたので、強く美しい女性になれたらと思いながら演じていました。
――投票を行う空間に立ってみた実感は?
テレビがあって、椅子が円形に置かれている…。これまで映画で見てきたものと同じ感じがして、「見ていたやつだ!」と少し緊張しました。
――精神的にきつかったということは?
基本、周りには他に建物も何もない場所での撮影でしたが、途中みんなで遊んだり、家に帰れるときもあったので、ギリギリ大丈夫でした(笑)。
tvk、メ~テレほか全国8局で放送
出演=武田玲奈
小倉優香、上野優華、勧修寺保都、松本享恭、吉原拓弥、久田莉子、時人、米本来輝、平松賢人、山地まり、大和孔太、都丸紗也華
貴志晃平、吉原雅斗、山田智史、海田朱音/玉城裕規/小松彩夏/水野勝/足立理/加藤虎ノ介
監督=綾部真弥
脚本=川上亮、綾部真弥
原作=川上亮
小説版著=安道やすみち 川上亮「人狼ゲーム ロストエデン」「人狼ゲーム インフェルノ」(竹書房刊)
公式サイト=http://jinro-game.net/
(C)2018「人狼ゲーム」製作委員会
4月7日(土)から映画「人狼ゲーム インフェルノ」が公開
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