ケンドーコバヤシ、あふれる「ジャンプ」愛を語る!

2018/02/22 18:55 配信

ドラマ インタビュー

大嵐は、部下の浩史を鍛え直すためさまざまな特訓を行う(C)「オー・マイ・ジャンプ!」製作委員会


ジョセフ・ジョースターを手本に生きています


――「ジャンプ」の中で一番読み返した漫画を何ですか?

一番読み返した回数でいうと「ジョジョの奇妙な冒険」ですね。僕が中学2年生の時から連載開始して、連載も読んでいたし、単行本も買っていました。単行本が出るとなったら、その前の巻までを発売日までに読み返すっていうのを毎回やっていたんですよ。最初はよかったんですけど、100巻を超えたあたりから「俺、何のためにやってるんだろう?」ってなりましたけどね(笑)。

――「ジョジョ」は、ケンコバさんの人生に影響を与えた作品ですか?

めちゃくちゃ影響を与えられましたよ。僕、第2部の主人公でジョセフ・ジョースターっていうキャラクターを手本に生きているんです。彼の一番嫌いな言葉が「努力」で、2位が「ガンバル」なんですよ。相手をなめきった上で勝つ、腕力で挑んでくる敵に悪知恵で勝つというところが「ジャンプ」らしくないキャラクターだから、当時人気があったんだと思います。

僕はジョセフ・ジョースターの生き方をそのままトレースしています。ジョセフ・ジョースターは「ジャンプ」路線とは真逆だと思うんですけど、それでも逃げないっていう「ジャンプ」らしさがあるんですよ。逃げるんですけどね(笑)。でも、逃げるけど追わせてきてるっていう。

――「ジャンプ」から学んだことって何でしょう?

「ジャンプ」の良いところは、主人公がいい意味であほで明るくて悩まない体育会系っていうところですね。「ONE PIECE」のルフィもそうですけど、事情を分からず戦っている時がありますよね。事情が分かっていたら戦う理由なんていくらでも生まれるけど、事情も分からず仲間を守るために戦うところが格好いいなって! 自分のルールを曲げないっていう圧倒的な強さがあると思います。