戸松遥、ドラマ「声ガール!」に本人役でレギュラー出演決定! 福原遥演じる“声優の卵”の良き相談役に
戸松遥コメント
――ドラマ出演について、どう思っていらっしゃいますか?
びっくりしました。「プリキュア」に関わらせてもらったことからご縁がつながったうれしさもあるし、声優がドラマ出演するのも珍しいので、「プリキュア」をやれたこと、声優という仕事に出会えたことに感謝したいです。
――台本を読んでみて、どう感じましたか?
わたしは本人役で、主人公の真琴ちゃんにいろんなアドバイスをするという役です。声優という仕事は今まで裏方の仕事だと思っていたので、ドラマでフィーチャーされるのはある意味、社会現象だと思います。目指している人も増えてきてると聞くので、このドラマを見て、楽しいことだけじゃなくて、厳しさと努力と、でも楽しさと、いろんなことを感じてもらって、「いいお仕事なんだな」って思ってもらえたらうれしいです。
――プリキュア声優への思い入れは?
声優界の中では、プリキュア声優をすることは「誇り」だと思っています。女性声優ならだれもが、「一度はプリキュアに!」と思っているかもしれません。
プリキュアのオーディションって、新人もベテランも関係なく受けられるので。私も今まで2~3シリーズくらい受けて、落ちていて。「いつかやりたい」と思っていたんです。
今度は自分が、今の子供たちに「将来プリキュアになりたい!」と思ってもらえる存在になりたいと思っています。
――視聴者の方へ
このドラマを通して、声優という職業がすてきな仕事だということが少しでも伝わったらいいなと思います。声優になりたい人はもちろん、全く関心のなかった人の目にも止まったらうれしいです。
プリキュアファンの方たちも、ドラマにはいろんなシリーズが出てくるので、「懐かしい!」と思っていただけるはずです。
アニメの「プリキュア」は、1年クールで終わるものだけど、それっきりじゃなくて、毎年仲間がどんどん増えていっているんですね。あの5人と一緒に、プリキュアの輪をどんどん広げていきたいなと思います!(笑)
企画プロデュース・飯田新氏(ABC)コメント
声優になるという夢をかなえるのは簡単なことではありません。今は、ダンスとか歌とか、いろんなことを求められる時代になりつつあって、アフレコをしているときの表情を見られるオーディションや歌唱審査もあります。
声優の世界を描こうと決めたとき、頭を悩ませたのは、キラキラとした世界というだけではなく、いかにリアリティーと説得力を持たせるかということでした。そのとき思い浮かんだのは、実在の声優さんが本人役でドラマに出演し、自分の言葉で登場人物たちにアドバイスをしたり、寄り添ったりしたら面白いだろうなと。
声優業界にとどまらず、音楽活動にも活躍の場を広げられている戸松遥さんの言葉なら、これから声優を目指そうとしている女の子たちの心にきっと届くに違いない。そう考え、オファーしました。
戸松さんの言葉を通して、一人でも多くの方に声優という仕事の魅力や、夢を追うことのすばらしさを感じていただけたらと思います。
4月スタート
ABC・テレビ朝日にて放送