【R-1ぐらんぷり】24歳ロボットエンジニアのカニササレ アヤコ「実は厚切りジェイソンとコンビを組んだことも」
――肩書としては“ロボットエンジニア”ということで、会見では「ペッパー君の脳内を操っている」というコメントもありましたが、大学も理系ですか?
いえ、大学はド文系で。文化構想学部っていう文化を考える学部にいたんですけど、卒業後、最初の会社で未経験からwebアプリケーションのエンジニアをやって、それで今、ロボットエンジニアをやっています。
――優勝したらお笑いとロボットエンジニアの二束のわらじでいきますか?
できれば両方続けたいなと思っています。やっぱり安定がほしいので(笑)。どうせ飽きられるだろうなと思っていますし。
――厚切りジェイソンさんも二足のわらじですよね。
そうですね。今の仕事もわりと好きなので、続けたいなと思っています。
衣装は手作り!費用は総額4,000円
――ネタのときに着ていた衣装(平安時代の公家の装束のようなもの)は自前ですか?
自分で作りました。カーテンとかを切り裂いて。これ(上衣)は原宿で古い帯を3000円ぐらいで売っていたのでそれを解体して、ズボンはカーテンで作りました。烏帽子は先週、ネットショッピングで800円ぐらいで買いました(笑)。衣装代は全部で4000円ぐらいですね。
――服を作るのは得意なんですか?
普段は作らないんですが、なんとなく…。ネットでどういう形になっているか調べて、自分で型紙を作って。和服なので、意外と簡単で。普通に四角いのを作っていけばいいんです。
――そこにはロボットエンジニアの経験が生きている?
構想する力みたいなのが…わからないですけど(笑)。
――お笑いの活動はどういったところでしているんですか?
じつは、この2年間で5回くらいしかライブに出ていないんです。知り合いのこむそう.comさんっていう尺八を吹いていらっしゃる芸人さんがいて、その方が音楽芸人のライブをやっていてそれだけ出てたという感じです。(今大会で準決勝まで進出した)まとばゆうさんとかも一緒に出ていらっしゃって。
――きょうのネタで、会場の手ごたえはありました?
出場者みなさん面白くて、このメンバーの中でいけるとは思ってなかったので。ウケも普通かなと思っていたので、本当にびっくりです。
――決勝戦、2本目はどうするか決めていますか? やっぱり雅楽ネタで?
雅楽ではいきたいなと思っているんですが、まだ決めてないです。それが一番緊張します(笑)。
――決勝まで時間がありますが、どんな準備をして臨みますか?
ネタ作りに100%捧げたいと思います。
2足のわらじの超異色芸人・カニササレ アヤコが頂に挑む!