チェッカーズのメンバー・オリジナル曲「Jim&Janeの伝説」「Cherie」のメロディー作りに迫る

2018/03/03 12:00 配信

音楽

3月11日(日)開催「Re:spect ー いまこそ語ろう、音楽としてのチェッカーズ」

ポップスバンド・チェッカーズのサイドボーカルで、チェッカーズの数々のヒット曲を手掛けてきた鶴久政治と、音楽評論の革命者・スージー鈴木による、プレミアムセッションが2018年3月11日(日)、東京・代官山 WGT(Weekend Garage Tokyo)で行なわれる。東京では約10年ぶりとなる鶴久政治のライブも注目だ。

「Re:spect ー いまこそ語ろう、音楽としてのチェッカーズ」と題された本イベント。「Re:spect 」は、80年代音楽エンタメコミュニティサイト「リマインダー」 (Reminder LLC)が展開。「リマインダー」が注目する1980年代音楽に特化したトーク&ライブイベントとなる。

主催のリマインダー・太田秀樹代表は「イベントタイトルにある、リスペクトという言葉の語源は『Re = 再び、Spect = 見る』という意味合いなんです。80年代の音楽コンテンツを “懐かしい” だけで終わらせるのでなく、今に(未来に)繋げていく新しい楽しみ方を提供できればと思っています。今から10年後 ー 2028年の音楽を魅力的なものにするためにも、若い方にこそ参加して欲しいですね。スージーさんをホストにシリーズ化していきますよ!」とイベント立ち上げへの熱い思いを口にする。

「Re:spect 」第1弾は、BS12トゥエルビの音楽トーク番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週金曜日深夜2:00‐2:30放送/出演:マキタスポーツ、スージー鈴木)のコラボ企画として開催され、セレクトされたアーティストは、1980~1990年代初めに活動し、アイドルとして、またポップスバンドとして時代の寵児となった「チェッカーズ」だ。

メンバーは、藤井郁弥(現:藤井フミヤ)、武内享、高杢禎彦、大土井裕二、鶴久政治、徳永善也(故人)、藤井尚之の7人。奇しくも 2018年にデビュー35周年となる。チェッカーズは初期、康珍化、売野雅勇、芹澤廣明といったヒットメーカーの楽曲でヒットを連ねたが、1986年の「NANA」以降、メンバー自らが作詞・作曲を手掛けて楽曲を生み出した。そのオリジナル曲の作曲の多くを担当した鶴久政治をゲストに迎える本イベントは、 時代を席巻したアイドルとしてのチェッカーズではなく、 あくまでも「音楽家、 バンドとしてのチェッカーズ」に着目する。

鶴久と相対するスージー鈴木は、「今回は『現象』ではなく、『音楽』としてのチェッカーズを語りたいと思っています。具体的には、作曲家としての鶴久政治さんにフォーカスを当て、特に、後期シングル『Room』『Jim&Janeの伝説』、そして超絶傑作『Cherie』のメロディー作りにフォーカスして話をお聞きしたいと思っています。ぜひお越しください」とセッションへの意気込みを語る。

BS12トゥエルビ「ザ・カセットテープ・ミュージック」2018年1月放送「チェッカーズ特集」でも、「Cherie」をピックアップしたスージー鈴木は、「『シェリー』と言えば尾崎豊よりもチェッカーズ」「あのメロディーの美しさ」「歴史に残るようなスタンダードとしていろんな人にカバーしてほしい」と鶴久政治の作曲センスを褒め倒していた。

演奏やコーラス、 レコーディングなど楽曲そのものを深く濃く掘り下げるという「Re:spect」。プレミアムな空間で、スージー鈴木ナビゲートの下、引き出されるチェッカーズ/鶴久政治の魅力に耳を傾けよう。