【R-1ぐらんぷり】大躍進の紺野ぶるま 決勝は「アスリートのような感覚で臨みます」
“ひとり芸”ナンバーワンを決める「R-1ぐらんぷり2018」(3月6日夜7.00-8.54フジ系)決勝進出を決めたファイナリスト10人の人となりをWEBサイト「ザテレビジョン」がインタビューで紹介する企画。今回は女性ながらキワドイ下ネタで勝負するピン芸人・紺野ぶるまが登場!
エロなぞかけやエロ川柳を得意とする紺野は昨年、「あなたが選ぶ!お笑いハーベスト大賞」本選出場、「第38回ABCお笑いグランプリ」「女性芸人No.1決定戦 THE W 2017」いずれも決勝進出と、大きく飛躍した注目芸人の一人。長身スリムなモデル体型で、タレントを夢見て養成所に入ったものの、「レッスンではウケを狙ってばかり。そんな自分に気づき、お笑い芸人を目指した」という。そんな紺野に、ネタづくりの原点や決勝への思いを聞いた。
「“いつも通りやる”ことが本当に難しい大会」
――まずは改めて、決勝進出を決めた今の心境を教えてください。
いやもう、めちゃくちゃうれしいですね。去年の「R-1ぐらんぷり2017」は敗者復活から上がったんですが、審査員票ゼロ票、国民投票ゼロ票(笑)。芸人を目指して8年間で一番うれしい日のはずなのに一番落ち込んでしまって半年ぐらい引きずっちゃって。ネタもほとんど書けないぐらい落ち込んで、この先どうしよう、決勝には通用しなかったな、という印象で終わってしまって…そうしてる間に2018年の「R-1ぐらんぷり」の時期が来て。このままじゃいけない、もう二度と敗者復活までの時間は過ごしたくない、ストレートで決勝に行きたい!と思っていて、今回予選から2か月ぐらいは本当につらかったので、決勝に行けて本当によかったです。
――報われたという感じですね。
本当によかったです、はい。
――ほかの大会と比べて「R-1ぐらんぷり」の難しさってどんなところですか?
同じネタでもその日の出来がもちろん大事なんですが、どうしてもみんなが目標にしている大会だから、いつも通りできないんです。早口になったりとか、気負いすぎてうまくいかなかったりして。「いつも通りやる」っていうことがとくに難しい大会だなと思っていて。いつも通りやるには、どういう気持ちでやればいいんだろうっていう、本当にアスリートみたいな感覚で、曲聴いたり幼少期のころを思い出したりしてますもん、私(笑)。本当に、父や母のことを思って「よし、大丈夫だ」とか思ってますもん。なんでお笑いをやろうと思ったのかとか。