映画「るろうに剣心」シリーズなどで知られる大友啓史監督が、“お金”を題材にした川村元気の原作「億男」を、佐藤健&高橋一生の初共演で実写映画化することが分かった。2018年10月19日(金)に公開となる。
本映画は、2015年に「本屋大賞」にノミネートされ、日本のみならず、中国、韓国、台湾ほかで出版され、累計発行部数56万部を突破した小説が原作。
お金を巡り、幸せのあり方、家族のあり方、友情のあり方などを問われる、さながら“地獄めぐり”のように億万長者たちと主人公が向き合いながら、その答えを探しだす姿を描く、新感覚マネーエンターテインメント作品だ。
そんな大友監督最新作「億男」には、主役級キャストがズラリ勢ぞろい。
借金を抱え、家族もバラバラだったが、起死回生とばかりに3億円の宝くじが当選。人生をやり直そうとする矢先に、そのお金を億万長者だったはずの親友に持ち逃げされるという不運な男、主人公・一男役に、「るろうに剣心」シリーズでも大友監督とタッグを組んでいる佐藤。
この春から朝ドラ「半分、青い」(NHK総合ほか)でもメインキャストの1人を務める“国民的俳優”佐藤が、4年ぶりとなる大友作品で主役を張る。
そして、一男の大学時代の親友であり、億万長者。しかし、一男の3億円と共に忽然と姿を消す謎多き男・九十九役は映画「シン・ゴジラ」(2016年)や、公開中の「嘘を愛する女」などの映画に出演し、現在放送中の朝ドラ「わろてんか」でもメインキャストの1人を好演する高橋が担う。
大友監督とのタッグは映画「3月のライオン」(2017年)以来となる。そんな佐藤と高橋は、既に年始にてモロッコでのロケを完了。本作のスケールの大きさと、そのコンビネーションの良さを実感しているとのことで、この秋への期待が膨らむばかりだ。