
北村匠海主演の月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第5話が5月11日に放送された。宇宙食という夢を二期生たちと追っていた朝野(北村)だが、高校が廃校の危機に。そんな中、高校のある町を訪れたJAXAの木島(神木隆之介)の言葉に視聴者から反響が相次いだ。(以下、ネタバレを含みます)
高校教師が生徒たちの挑戦を応援し、自らも成長していく学園ドラマ
本作は、福井県の水産高校の生徒たちが世代を超えて“宇宙食開発”という大きな夢に挑戦した実話に基づくオリジナルストーリー。
地上波連続ドラマ初主演を果たす北村が演じるのは、授業の一環で製造されるサバ缶が自慢の若狭水産高校に赴任してきた高校教師・朝野峻一(あさのしゅんいち)。「宇宙食、作れるんちゃう?」という生徒の何気ないひと言が、世代を超えて思いと経験知をつなぎ、大きな夢への挑戦と発展。生徒たちを見守り、ともに伴走する中で、朝野自身も成長していく軌跡を描く。
朝野が若水の廃校の危機に熱い思いを語る
“若水”こと若狭水産高校の廃校がいよいよ現実的になってきた。再編計画説明会を前に、朝野は生徒たちと取り組んできた宇宙食開発を通して継続できないかと、協力をとりつけるためにJAXAへ向かう。ただ、朝野が会いたかったJAXAの宇宙日本食開発担当である木島は、有休を利用して若水がある小浜町を訪れていた。
JAXA・宇宙教育センターの皆川(ソニン)が木島の上司である東口(鈴木浩介)とつないでくれ、朝野は先輩の夢を継いだ恵(早瀬憩)たちが開発した“宇宙キャラメル”の査定結果を聞きたいと願った。東口は宇宙キャラメルの担当は木島だとして、「個人的な見解」と断ったうえで、アイデアは面白いが採用の判断はできないと語った。安全性、供給体制、継続性という点で、学校単体の取組みでは乗り越えられない壁があるというのだ。
説明会のため急ぎ帰る朝野だったが、電車の中で東口の「これまでの努力は買いますが、これ以上の先は…」という言葉がよみがえり、涙があふれる。
しかし、説明会の終わりがけに到着した朝野は、これまでがんばってきた、そして今も廃校反対の署名活動をする生徒たちの「諦めたくない」という思いを訴えた。「失敗して、悩んで、それでも前を向き続けることが大事なんだと、それが強さなんだと。ここの生徒たちは教えられるだけの存在ではありません。教師である僕自身を成長させてくれる存在なんです」と朝野。
「若狭水産高校は生徒と教師が一緒になって学び続ける場所なんです」。そう言って頭を下げる朝野に、若水の他の教師たちや町の人々も続いた。
学校という場の存在意義。町の人々も一緒に夢を追いかけていること。その熱情に胸が熱くなった。説明会をひっそりと見ていた木島が口角を上げたのは、その思いが伝わったに違いない。


































