
俳優の綾瀬はるか、お笑いタレントの大悟(千鳥)が5月16日、フランスで開催中の「第79回カンヌ国際映画祭」に出席。二人がダブル主演を務める是枝裕和監督の最新作「箱の中の羊」の公式上映後、是枝監督、子役の桑木里夢と共に囲み取材に応じ、現地での熱狂と撮影の舞台裏を語った。
綾瀬はるか&大悟、9分間のスタンディングオベーションに感無量
同映画祭のコンペティション部門にノミネートされた本作。公式上映では、約9分間にも及ぶスタンディングオベーションが巻き起こった。
初めてカンヌの地に立った大悟は、「10分近くなんて拍手をしたこともないし、されたこともない。スタンディングオベーションを『もうそろそろ…』と止めている人も初めて見ました(笑)。もらえるなら、もろうとけばいいのに」と、是枝監督の人気ぶりに驚きつつ、独特の言い回しで喜びを表現。
綾瀬も「上映中、『ここで笑いが起こるんだ』と反応が日本の方とは違って新鮮でした。体感できたのがとても面白かったです」と、世界各国の観客と共に作品を鑑賞した喜びを語った。
また、是枝監督は「スタンディングオベーションはもちろんありがたいですが、途中から僕はもう樹木希林さんの顔が浮かんじゃって…。ああいうときに、『とにかく物欲しげに手を振っているのがみっともないから、早く帰りましょう、早く帰りましょう』とずっと言われていたものですから(笑)」と、名タッグとなった樹木さんとの出来事を懐かしそうに振り返った。

綾瀬はるか、地元・広島弁での演技に「胸の内を開けられた感じ」
綾瀬が演じるのは、息子を亡くした建築家の音々。劇中、ヒューマノイドの子供を迎え入れる。「最初は温度感や知能がどこまで理解しているのかを探りながらだったので、不思議な感じはありました」と、難役を回顧。
また、劇中では自身の出身、広島の方言を使用している。「標準語のときは“殻をかぶっている”というか、どこか過去で止まっているような人が、感情が出たときに話すのが自分もなじみのある方言だったので、何か分かって胸の内を開けられたような感じがありました」と、方言がキャラクターの感情を解き放つ鍵になったことを明かした。




























