
約7年ぶりの「スター・ウォーズ」シリーズ劇場公開作として注目を浴びている「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」が、5月22日の日米同時公開以来、“グローグー”のかわいさなどで世界を魅了している。特に日本では、公開から2週間で興行収入15億1140万7100円、観客動員数は89万1317人と大ヒットを記録。そんな本作は配信ドラマシリーズの続編となるが、今回の映画からの初心者も十分に楽しめるストーリー構成で、老若男女問わず楽しめるエンターテインメント作品となっている。(以下、ネタバレを含みます)
賞金稼ぎと元“標的”という風変わりな親子タッグの冒険譚
厳格な規律の下、全身を強固なベスカーアーマーで覆い、決して素顔を人に見せない戦士集団・マンダロリアン。本作の主人公は、その中の孤高の戦士“マンドー”ことマンダロリアン/ディン・ジャリン(ペドロ・パスカル)だ。
ディズニープラスで配信されているドラマシリーズ「マンダロリアン」で賞金稼ぎとして、依頼主(銀河帝国軍残党)の依頼に応えるべく、ならず者たちからターゲット(グローグー)を無事奪還したマンドー。
しかし、依頼主がそのフォースの力を秘めた幼い“ベビーヨーダ”を人体実験すると知ったマンドーは見て見ぬ振りができず、彼を救出して、仲間の元に返すことを選ぶのだった。のちにオーダー66を生き延びたジェダイにより、名前がグローグーと判明するが、ジェダイの道ではなく、マンドーを師としてマンダロリアンを継承することを決意。そして新共和国が銀河を統制する世界の中で、マンドーと共にまるで父子のように生きていく道を選んだ。
マンドーは“ハット一族”の甥を助けに行く
新共和国ができたとはいえ、銀河帝国軍の残党は後を絶たず、マンドーとグローグーが暮らす外縁部でも残党や無法者がのさばり混沌としていた。
そんな中、マンドーとグローグーは新共和国軍から依頼を受ける賞金稼ぎとなっていた。新共和国軍のウォード大佐(シガニー・ウィーバー)から受けた新たな依頼は、悪名高き犯罪王ジャバ・ザ・ハットのいとこである双子のハット・ツインズからのものだった。ジャバ亡き後はこの双子がハット一族を率いており、彼らから誘拐された甥のロッタ(ジャバの息子)の救出を依頼されたのだ。
正直なところ、マンドーもハット一族とは付き合いたくないと思っているが、元帝国軍司令官の大物ジャヌ卿(ジョニー・コイン)の居場所を教えるという交換条件の下、そして体裁としては新共和国軍からの依頼ということで引き受けることに。
グローグーはいまだ幼く、かわいいドロイド修理人のアンゼラ人を見ると駆け寄ってしまうなど、あどけなさは残るが、戦闘ではマンドーの指示がなくても自分の役割を果たす立派な相棒に成長している。ところが、この任務が思わぬ方向に転がり、父子の絆が試される事態へと変貌していく。

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講談社
発売日: 2026/04/16




























