――どのくらい練習しましたか?
松雪:1カ月半くらい、毎日練習していましたね。
石橋:長い期間で収録していたんですけど、夏休みを挟んでから録った時に声変わりもあって、声が低くなっていたので高音を出すというのが大変でした。休み明けに「大人っぽくなったね、1カ月で変わるもんなんだね」って言われました。でもその前から声変わりの対策をしていたので、そのときがきたなっていう感じでした(笑)。
――それはどういった対策ですか?
ファルセットをたくさん出すことで、高音をキープして音域の幅が広くなるようにして、低音も高音も出せるようにしていました。
――役作りはどんなふうにしましたか?
石橋:誰かを参考にというよりは、自分の声でミゲルというキャラクターを表現できるようにしようと思いました。
松雪:普段から役柄によって声の設定、どのトーンを使うかっていうのを決めるんですけど、元々がローボイスなので、素直に発声してしまうとちょっと落ち着いた感じになってしまって、イメルダのキャラクターに合わないかなと思って。がらっぱちにも聞こえつつ、でも深みもある音圧っていうのを何度か試しながら演じました。
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