そして、主役の大事な仕事である、“締めのコメント”の場面に。話を振られたムロは「そっか! また僕が喋る感じでいいんですね!」とうれしそうにマイクを持つと、「この、映画の主演をやると最後にお客様に向けて一言言うって仕事が今日初めてなんですよ!
だって僕、映画の主演は初めてなんで、だからこのあいさつ自体が初めてなので、何を話そうかなって思っているうちにこんなに時間が過ぎてしまって。楽しい話、ドラゴンボールの話に始まり、親戚の家に預けられた話なんか…している場合じゃないんだぞ!と。
主演は、もっとね作品を背負っている人間としてね、堂々と立ち、落ち着きのあるスピーチ、それを今からやろうと思っています!」と宣言すると、すぐさま石田や宮野から「早くやれ!」とツッコミが入り、会場は大爆笑に包まれる。
あらためてムロは「いろいろな問題が取り沙汰される昨今でございます…」と話しだすと、石田から「そういうんじゃないです! そんな語りべみたいな感じじゃなくて」とツッコミが入り、宮野からも「楽しく見られるように!ですよ」と助言が。
それを受け、ムロは「日々いろいろなニュースがあると思いますが、だけどやっぱり皆さんハッピーになるために毎日生きているわけですから。こんなハッピーな映画を見ていただきたいと思います。
愛が欲しいんだと、愛が知らない人でも愛を知る日がくるんだと、そういう映画です! ですから皆さん好きな人と、ご家族と、いろいろな方と見に来てください。
皆さんもどうか口コミで、そうS・N・Sで、今はSNSの口コミがすごく宣伝力になるんですってよ!
雑誌もテレビもすごいですけど、一人一人のSNSがすごい宣伝効果ありますから。皆さん書き込んでいきましょう!
どんどん書き込んでいきましょう………あと、何を喋りましょう?」と周囲を見渡し、石田に「もうええねん! 締めたらええねん!」とあきれ気味に言われるが、「締め方が分からないんですよ。短くキュッと喋りたいんですけど、無理でしょう。こんな感じでしゅわ~っと終わりましょう。今日は来てくれてありがとうございました」で全力で喋り、押し切った。
フォトセッションでもカメラマンに全力で視線を送り続け、観客を盛り上げたり、報道陣に感謝を伝えたり、まだまだ話したりないとばかりにうろうろしているところを芳根に止められたり、ボス・ベイビーならぬムロ・ベイビーといった“暴走”っぷりを披露し、会場を大いに盛り上げた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)