斉藤由貴の「悲しみよこんにちは」、H2O「僕等のダイアリー」・・・1980年代の名曲が呼び覚ます青春の記憶
A面は自身の青春時代を重ね合わせてヒット曲を紹介したのに対し、B面は「世間から忘れ去られている名曲に日の目を当てさせたい」と、紹介した最初の曲は「春のからっ風」泉谷しげる。
1970年代の曲だが、マキタ自身がこの曲に出会ったのは80年代の後半で先輩から薦められた。テレビなどで暴れまわっている人がこんな繊細な曲を作るんだと感心し、芸術家なんだと知らされたのが強く印象に残ったという。
B面の2曲目に選んだのは「パープルモンスーン」上田知華。イントロが流れると、この曲が好きなスージー鈴木が「あっこれは!?」と喜ぶ。
マキタはギターやドラムもなく、ピアノやビオラなどの弦楽で奏でる上田知華のメロディの心地よさを、子供ながらに感じたことをはっきりと覚えていた。視聴者が置き去りにされてないか2人は不安になるも、大いに盛り上がっていた。
そしてB面の最後の曲にセレクトしたのは「僕等のダイアリー」H2O。こちらの曲はテレビドラマ「翔んだカップル」のエンディングテーマで採用されヒットした。
スージー鈴木に「番組を私物化した(笑)」と言われるも、「北の国から」の時と同様、またもやテーマから脱線してドラマのストーリーを一気に語り始め、少し醒めた河村にツッコミを入れるほどテンションが上がっていた。そして、スージー鈴木が「まだキスをしたことなころに聴いたなぁ」とボソッとつぶやくと、マキタもそうそうとうなずき、この曲でキスの味を妄想したのが忘れられないと振り返っていた。
2人の盛り上がりに圧倒された河村は、ドラマ「北の国から」をきちんと見ようと誓ったのだった。
この再放送は、今夜3月23日(金)深夜2:00より放送される。マキタスポーツの思い出トークを聞きながら、自身の青春時代の淡い思い出も一緒に振り返ってみるのもいいかもしれない。
大野 晴之
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
毎週金曜夜2:00-2:30
BS12 トゥエルビにて放送
【HP】https://www.twellv.co.jp/event/cassettetapemusic/
★「ザ・カセットテープ・ミュージック」のブログ連載展開中！★
note「ザ・カセットテープ・ミュージック 80年代歌謡曲想論」
https://note.mu/cassette_t_music
