超エリート大学に通う4人の男子学生が、大学卒業前に「大人の男」になろうと奮闘する「卒業バカメンタリー」(日本テレビ)。3月26日(月)でいよいよ最終回を迎える。出演中のジャニーズWEST・藤井流星と濱田崇裕はイケメンを完全に封印し、とにかくモテない、さえない男子大学生を体当たりで熱演している。
藤井流星「泣きそうになったのは、第1話でガク(藤井)が女性に声を掛けるものの、10回以上断られ続けるところです。役とはいえ、そのときは役に入り込んでいるから、マジで傷ついて、悲しくなりましたね」
濱田崇裕「僕たち、好きな女の子たちが相手だと、本当にしゃべれない役なんです。その原因は僕が見ていても、『これじゃあ彼女できないよな』っていう、一人一人の人間性にあって」
藤井「特に、マオ(濱田)とジュン(吉田靖直)は、変態みたいなキャラクターなんで(笑)、『こんなやつ、おらんやろ』って思うけど、意外と周りにいるのかも?」
濱田「しかもみんな衣装が絶妙にダサい(笑)。僕は普段の私服とそんなに変わらないんですけど…」
藤井「いや、濱ちゃんの私服よりおしゃれやから!」
濱田「あ、リアルにホンマそうでした(笑)。流星は私服が常におしゃれやから、(ドラマの)リハーサルで役柄に近い格好で来ると、いつもと違うので、すぐに分かるんですけど、僕はマオに似せても誰にも気付かれませんでした(笑)」
第2話では、合コンに行こうとする4人がセレクトショップで勝負服を買おうとするシーンも登場したが、実際の2人にとっても勝負服はあるのだろうか。
濱田「たまに流星がキチッとしたシャツとかスキニーとか、シュッとした格好をしてくると、いつもより気合入ってるな!って思いますね」
藤井「ああ~。スーツルックとかにハマっていた時期があって、その名残で今でも時々着てるやつですね(笑)。濱ちゃんは、普段服着てないんで、服着てるときは気合入ってるなって思う!」
濱田「いや、着てるから!(笑) どうやって俺、外歩いてんの」
藤井「あれ、服なん?」
濱田「あれ、服!」
藤井「(笑)。ホンマに濱ちゃん、普段ジャージなんです。でも移動でファンの人に見られるときだけはちゃんとした服を着てくる。メンバーの重岡(大毅)は、そんなときでもジャージ姿を貫くんですけど(笑)」
濱田「僕はちょっと見栄を張りたいんで、お店の人にフルコーディネートしてもらってます」
藤井「ホンマに一張羅やんな」
濱田「うん。ロングコートとか着てます。ロングコート!」
涙ぐましい努力を重ねて女性と親しくなろうとするガクとマオ。しかし、毎回最後に見えてくる物語のテーマは4人の友情であり、心に訴えてくる熱い『何か』だ。
藤井「4人のシーンはグッとくることが多いですね。マオはすぐ泣くし」
濱田「マオは、泣き虫なんで、『ここで泣く?』っていうことがよくあるんですよ。しかも号泣!」
藤井「子供みたい(笑)」
役に同調し、心を痛めたり、楽しんでいく彼ら。本作では長セリフはもちろん、独特の間や掛け合いも見どころだ。そこで2人にセリフの覚え方を聞いてみると、全く違う答えが返ってきた。
藤井「ひたすら覚えたと思うまで読み込みます。不安やと思ったら声に出してみて、それでも不安やったら動きながらやってみますね。反復するより、一回でガッと覚える方なので、仕事の合間ではなく、家に帰ってからドーンと覚えます。人がいる空間やと集中しづらいんですよ。究極に長いセリフやったら外でも練習するけど、基本、グループでおるときはそんなに台本を読むことはないな」
濱田「僕は手で台本の自分のセリフを隠して覚えてます。小学校のときにやった暗記みたいな感じですね。自分のセリフを覚えたら、次はどのタイミングでそのセリフを言うかを覚えます。でも、自分の前後に誰が何を言うかが分かると、セリフを分かった上での演技になってしまうので、前の役の方のセリフの語尾だけを覚えるようにしています。自分の部屋でも移動中でも、『時間がある』と思った瞬間に覚えています」
真剣に役と向き合い、セリフを自分のものにする2人。ガクとマオが卒業を迎えたとき、2人もまた俳優として一回り大きくなっていることだろう。
藤井「最終回はグッときます!」
濱田「4人のシーンをぜひ最後まで楽しんでほしいです!」
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