長澤まさみ主演“月9”ドラマに石黒賢らの出演が決定
石黒賢「痛快な気持ちで見て」
――役柄について。
虚栄心と功名心と上昇志向の強い男が「ギャフン」と言わせられるのは視聴者の皆さんも痛快でしょうし、面白いなと思いました。ゲストの困惑ぶり、転落していくさまを痛快な気持ちで見ていただけたらなと思います。
――長澤さんとの共演は?
過去に(長澤の)お父さん役をやったことがあるんですけど、実は(撮影で)会ってないんですよ。お芝居をするのは初めてです。すごくすてきな女優さんだと思っていたので、ご一緒できて楽しかったですね。
とても真面目な女優さんで、面白くするためにはどうしたらいいかすごく考えてきたということが、ひしひしと伝わってきましたね。
佐野史郎「僕の実人生と重なる」
――役柄について。
これまでの連続ドラマの枠に収まらない、かなりとっぴで荒唐無稽なエンターテインメント作品です。僕の実人生と重なる部分がずいぶん多いので、最初から僕を想定して(脚本を)書かれたのかとさえ思いました(笑)。
こういうドラマに出演させていただけるというのはとても光栄で、何より僕自身、楽しんで演じています。
――長澤さんとの共演は?
久しぶりの共演ですね。前回共演させていただいたドラマはシリアスな内容で、非常に濃密な時間を過ごした記憶がありますので、懐かしさもありました。コミカルなお芝居は今回が初めてです。以前、地方ロケでみんなでよく一緒に食事しましたが、その頃を思い出しました(笑)。
かたせ梨乃「どうやってお金を奪えば」
――役柄について。
悪いなりに一生懸命生きている人で、自分ではまったく悪いと思っていない。一生懸命生きている結果が悪い人になっちゃっただけなんですよね。
この役は真面目に演じれば演じるほど、ターゲットとして手ごわい相手になると思っていて、戦う相手として見たらとにかくやりづらい嫌な相手になるように頑張っています(笑)。どうやってこの相手からお金を奪えばいいんだろうと思わせたいですね。
――長澤さんとの共演は?
前回共演したドラマはとてもシリアスなお芝居でしたから、今回は声のトーンも、お芝居のトーンも全く違っていて面白かったですね。こういうタッチのドラマの方が彼女には近い感じがします。楽しんで演じていらっしゃるのが伝わってきました。