フジ系で'07年11月〜'08年1月に放送されたドラマ「SP」の映画版「SP THE MOTION PICTURE」の製作発表が19日、都内で行われ、出演者の岡田准一(V6)、堤真一、真木よう子らが出席した。
同作は、岡田演じるSP・井上が、幼いころの壮絶な体験から得た特殊能力を駆使し、犯人から要人を守るという物語。映画版は、10月30日(土)公開の「野望篇」、'11年春公開の「革命篇」という2部作で製作される。物語は日本を揺るがす大規模テロがぼっ発したり、ドラマシリーズのラストで反響を呼んだ井上の上司・尾形(堤)の意味深な行動の謎が明らかになる。
テロリストとの戦いなど激しいアクションシーンが続く映画版を、ノースタントで演じきったという岡田は「“これまでになかったことをやろう”というのが始まりだったので、限界まで挑戦しました」と自信を見せた。
真木は、アクションシーンについて、「人を殴るっていうことを(私生活で)したことがなかったので、どのくらいの力でやればいいのかなど、基本的なことが分からなかったです」と苦労した点を語った。
また、ドラマシリーズのラストで明らかになった井上と尾形の対立が、映画版ではストーリーの核になっていく。撮影中の岡田について、堤は「岡田くんは僕のことを無視しようとしていました(笑)」と、岡田とあいさつできなかったエピソードを明かした。それを受け、岡田は「違います! いろいろと相談させてもらったりしていたので、仲いいはずです(笑)」と慌ててフォロー。続けて岡田は「今回の現場は、撮影というよりみんなで戦っているという感じで、作品を作っているということを味わえました。『SP』をよろしくお願いします!」とアピールした。
「野望篇」10月30日(土)
「革命篇」'11年春
全国東宝系ロードショー