優希と醍醐のように対等でいられるように攻めていきたい
――醍醐役の古田さんとは、3年ぶりにタッグを組まれますが、いかがでしたか?
約3年ぶりにお会いしましたけど、久しぶりの感じがしなかったです。シーズン1があったからこそ、分かり合える関係性があって、リハーサルをやってみて、「ああそうだ! この感じだったなあ」と会話劇のスピード感をすぐに思い出せました。
前回のときは、“あの古田さんだ”と緊張感と楽しみでいっぱいになってしまって、最初どうしていいのか分からなかったんです。まさかご一緒できるとは思っていなかったですし。
なので、今回はただただ憧れのまなざしだけでなく、優希と醍醐のように対等でいられるように攻めていけたらいいなと。ただ、そう思っていたら意外と同じシーンが少なかったんですけどね…(笑)。
――撮影に入られる前に古田さんとご一緒される上で、楽しみにされていたことはありましたか?
また、あの醍醐さんのうんちくをどのように語るのか楽しみでした。台本を読んでいても、古田さん大変だなあって思いながらにやにやしていました(笑)。
私は古田さんのせりふの間に「なるほど」や「そうですか」という相づちを打つシーンが多かったので、今回は古田さんに全部説明していただいて、私は横でうなずいている感じでした。
(古田さんは)苦労されているという感じでもなかったんですけど、大変だなと横で思いながら見ていました。
――今作では、「下山事件」が物語の軸となり話が展開されていきますが、「下山事件」を扱うことについてはどのように思われましたか?
実際にあった事件をフィクションの物語に絡めてくる技がすごいなと思って、そこにドキドキしました。リアルとフィクション、その境目が今回の面白さであるのかなと思います。
下山事件は、実際にあった事件ですけど、実はまだどこまでが本当なのか分かっていない未解決の事件だから、より面白さが何十倍にもなっているのは、すごく感じました。
脚本の中にもあった「奇子」(手塚治虫)という漫画を読んでみると、より興味深くて、どんどんのめりこんでいってしまって…。これから「下山事件」って聞くと、私調査したしとか思っちゃうのかなと思います。
3月31日(土)スタート
毎週土曜夜10:00-11.00(全5話)
WOWOWプライムで放送
※第1話無料放送
出演=松下奈緒・古田新太(W主演)、津田寛治、白石隼也、今野浩喜、小宮浩信(三四郎)、八木亜希子、温水洋一、野間口徹、前野朋哉/真野響子、森本レオ、田中泯、平泉成、岩松了
原作=長崎尚志
監督=三木孝浩
脚本=阿相クミコ
ザテレビジョンがLINEでドラマニュース専門アカウント始めました!
主演インタビューや編集部オリジナルのドラマニュースがまとめて読めます!
下のボタンから「友だち追加」しよう!