4人のドラマウォッチャーのコメントを交えて新ドラマ概要を予習!4月9日(月)スタート、詐欺師を描く異色の“月9”「コンフィデンスマンJP」(毎週月曜夜9:00-9:54フジテレビ系)にフォーカス!!
「コンフィデンスマンJP」は、ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズ(2012年ほかフジテレビ系)や「デート~恋とはどんなものかしら~」(2015年フジテレビ系)などで知られる人気脚本家・古沢良太のオリジナル作品。
主演の長澤まさみと東出昌大、小日向文世が3人組の信用詐欺師を演じ、欲にまみれたさまざまな人間たちから、壮大な計画で大金をだまし取っていく痛快コメディーだ。
まず“詐欺師を描く”というユニークな設定が目を引く。長年ドラマを見てきた識者たちからも「日本でなじみのない詐欺師ものは苦戦も予想されるけれど、その心意気や良し」(ライター・小田慶子氏)など、古沢の手腕に注目が集まっている。
長澤演じる主人公のダー子は3人組の中心人物で、常識はずれの計画を練る。4月9日放送の第1話では、ダー子が悪徳財団の会長・赤星(江口洋介)を標的に定める。仲間のリチャード(小日向文世)は変装をして赤星に近づくが、その正体を気付かれてしまい、重傷を負って昏睡(こんすい)状態に陥ってしまう。詐欺師から足を洗おうとしていたボクちゃん(東出)は、リチャードのケガを知ってダー子の計画に参加。彼女たちのハチャメチャな活躍がスタートする!
ドラマ通がまず注目するのは、稀代のストーリーテラー・古沢良太。
メディアジャーナリストの長谷川朋子氏は「通常とは異なる部分を重視して作られたような印象を受ける脚本に、興味がそそられます。良作は制作体制に違いがあることを証明してほしい。日中韓3カ国同時制作展開を見据えて執筆した古沢良太の心意気を見届けたい」と興味津々。
さらに、テレビ・ドラマ解説者でコラムニストの木村隆志氏も「脚本が古沢良太、しかも『1年以上前から手掛けていた』というから、品質には期待しか持てない。主な出演者を3人に絞った分、ゲストも豪華で、おのずと対立図式は盛り上がり、注目シーンが連鎖しそう」と、脚本とキャスティングのプラスの連鎖に期待を寄せる。
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