
「慶余年~麒麟児、現る~」(2019年)などで知られる中国のトップ女優ソン・イーがカリスマ女将軍を演じるラブロマンス時代劇「与晋長安(よしんちょうあん)~乱世に咲く、宿命の華~」(2025年)が7月22日(水)からCS放送「衛星劇場」で日本初放送を迎える。「雲之羽~揺らめく愛、刹那の二人~」(2023年)でブレイクしたチョン・レイを相手役に壮大なスケールで描く禁断の戦場ロマンス、その魅力に迫る。
女将軍・黎霜を癒やす、記憶を失った“犬系男子”
「与晋長安~乱世に咲く、宿命の華~」は、国を背負う女将軍が記憶を失った敵国の皇弟と繰り広げる禁断のロマンスを描く壮大なファンタジー時代劇。
大晋の辺境を守る女将軍・黎霜(れいそう/演:ソン・イー)は、戦場近くで記憶を失い傷ついた少年(演:チョン・レイ)を拾う。自分の境遇と似たものを感じた黎霜はその少年に「晋安」という名を与え、手元に置くことにする。
晋安はどこか浮世離れした純粋さで黎霜を癒やす、まるで大型犬のような若者。だが、いざ戦いになれば黒装束の戦士・玄衣客(げんいかく)に姿を変え、驚異的な武力を発揮する。自分を無条件に守ろうとする晋安の優しさと真っすぐな愛情に触れ、黎霜は次第に彼と心を通わせるようになる。
しかし平穏な時間は長く続かず、晋安の実の正体が明らかになる。実は晋安は、秘術によって記憶を失っていた敵国の皇弟・段敖登(だんごうとう)だったのだ。晋安としての記憶を失い、本来の立場に戻った冷酷な敵・段敖登を前に、戦場で黎霜はやむなく剣をかまえる――。
心揺さぶる禁断ロマンスと圧倒的な映像美
原作は「蒼蘭訣~エターナル・ラブ~」(2022年)や「七時吉祥~エンドレス・ラブ~」(2023年)のヒットメーカー・九鷺非香による同名小説とあって、この「与晋長安―」も壮大な世界観を持つロマンス史劇。ストーリーの軸は、女将軍と記憶を失った敵国の皇弟という“出会ってはいけない2人”が恋におちてしまったことによる、切ない禁断のロマンスだ。

晋安は、逞しい体つきからは想像もできないほど純粋な“犬系男子”。黎霜への好意を隠そうともせず彼女にじゃれつき、酔っぱらった夜に「きれいだ」と甘い言葉を囁いたり、満開の美しい桜の木の上で永遠の愛を誓ったりするなど、純粋な愛情を真っすぐぶつけてくる。だが本来の段敖登は、冷酷な敵国の皇弟だ。戦場で段敖登と向き合った時、黎霜の胸の中の甘い思い出は、残酷な記憶に変わる。

「折腰(せつよう)」「大奉打更人―正義の銅鑼と王朝の闇―」を手掛けたドン・コー監督による映画のような圧倒的スケールの映像美も、本作の壮大な世界観を印象づける。特に終盤の戦場シーンは、2人の悲恋を決定づける重要な要素。業火燃えさかる砦セットからキャスト陣のダイナミックなアクションまで、一切手を抜かない迫力のロケ映像が繰り広げられていく。
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