『honey』横浜流星インタビュー「オーバーリアクションでかわいさを意識しました」
ティーンから圧倒的な支持を集めた目黒あむの人気コミック『honey』が実写映画化され、絶賛公開中!見た目は不良なのに超ピュアな主人公・鬼瀬大雅(平野紫耀)とビビリでヘタレな女子高校生・小暮奈緒(平祐奈)の初恋と青春を描くストーリーだ。鬼瀬のクラスメイトでのちに親友になる三咲渉(みさき・あゆむ)を演じるのが横浜流星だ。役とどう向き合っているのだろうか。
「好きな人にはやっぱり幸せになってほしい」
――三咲渉は、かわいらしいけど、毒舌というギャップ満点なキャラクターですね。
そうですね。三咲はかわいらしくて、男らしい鬼瀬とは真反対の役です。根はいいヤツなんですが、すごく毒舌で自分の思いとは別の行動をしてしまうところがあって。でも、まっすぐな鬼瀬や奈緒と出会って、ちょっとずつ素直になっていくので、そこの心情の変化を丁寧に演じました。
――矢代かよ(水谷果穂)が付き合っている悪い彼氏から守ろうとする役ですが、三咲の恋心についてはどう思いますか?
自分が好きな人に彼氏がいて、その彼氏がかよの彼氏みたいに悪いヤツだったら、三咲と同じ行動をとると思います。好きな人にはやっぱり幸せになって欲しいと思うので、そこは三咲に共感できます。
――ビジュアルやしゃべり方などで、どういう点を意識しましたか?
僕は眉毛がしっかりしているので(笑)、眉毛を全部、隠しているんです。声のトーンは、もともと高い方なんですが、それ以上に高めのトーンを意識してセリフを言っていますね。あとは、立ち振る舞いもちょっとオーバーリアクションでかわいらしく見えるように心掛けました。
――監督からはどのように演じて欲しいというアドバイスがありましたか?
「かわいらしく、子供っぽく演じて欲しい」と言われました。原作のキャラクターもそうなので、原作漫画を何度も読んで、そこからヒントをもらっています。原作ファンからもちゃんと三咲くんっぽいって認めてもらえるといいですね。