昨年秋、ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」(日本テレビ系)の主題歌「My measure」で注目を集めた女性レゲエシンガー・leccaが、'10年第1弾となるDOUBLE A SIDE SINGLE「TSUBOMI feat.九州男/Snow Crystals」を4月28日(水)にリリースする。
「TSUBOMI―」は、“九州の魂を伝えるシンガーソングライター”として人気の九州男(クスオ)が参加している切ないラブバラード。現在、日本テレビ系で放送中の音楽バラエティー「ハッピーMusic」の4月オープニングテーマとしてオンエア中のほか、すでに着うた(R)では配信が始まっており、総合デイリーチャートでは1万3153ダウンロードを記録し1位に、またUSEN総合HITランキングでも1位を獲得するなど、CD発売前から大きな反響を呼んでいる。
共通の音楽仲間が多いことがきっかけで仲良くなった2人は、'08年発売の九州男の1stアルバム『HB』の収録曲「待ち合わせ。。feat.lecca」で初コラボを実現。「待ち合わせ―」が、コミカルな雰囲気のダンスチューンだったこともあり、“次はじっくり歌っていく曲を”ということで「TSUBOMI―」が完成したという。
leccaは「TSUBOMI―」について、「例えば学生時代の恋愛…精神的にも現実的にもまだ自立していない、花に例えると“つぼみ”のような若い2人は、そのときは相手と過ごせるだけ時間を過ごして季節を越えてゆくけれど、ひとたびそれぞれが社会に出て1人の大人として動き始めると、急に毎日のルーティンや、付き合う人間関係や自分自身のマインドも変化、成長してゆく。そうして、いっぱしに花を咲かせたときには私の花とその人の花、同じだと思っていたそれは全く別々の違う色と形をしていたということが分かる…というストーリーです。誰でもこんな恋愛の終わり方、したことあるかなって思って、半分主観的に半分客観的に九州男ちゃんと2人で書きました」と、この曲で描いた男女のストーリーを説明。
もう1曲の「Snow Crystals」は、もともと北海道のキロロリゾートとのタイアップのために書き下ろされた曲。leccaは「スキー場なら、冬のダンスホールでラブソングだろう!」と思い付き、主人公は29歳の女性をイメージ。切ないながらも情熱的なこのナンバーには、leccaからの恋する女性を応援する気持ちが込められており、「“恋するわたし”を“雪の結晶”に例えて、相手を“熱い炎”と例えました。雪の結晶のように、いろんな鎧(よろい)で周囲を固めてガチガチに凍っていたはずの自分が、その相手に近づくとその温度で自分自身が溶けてしまいそうで、まるで自分のこれまでの毎日が変わってしまうような、自分がいなくなってしまうような不安を抱いて躊躇(ちゅうちょ)します。でも、それでもそこに一歩踏み込みたい、そんな恋の情熱を歌にしたものです。3度の飯より恋したい。そんな女の子にささげます」とコメントしている。
4月28日(水)発売 1260円(税込)エイベックス
leccaオフィシャルサイト
http://www.avexnet.or.jp/lecca/