
声優の梶裕貴、中村悠一、早見沙織が7月18日、都内で行われたアニメ「サイボーグ009 ネメシス」(ABEMA、FOD、Hulu、TELASAほかで配信中)先行上映会の舞台あいさつに登壇。役作りの意識や身に付けたい特殊能力を語り、会場のファンを楽しませた。
009とネメシス、それぞれが背負う正義への向き合い方
本作は、石ノ森章太郎氏の「サイボーグ009」を原作とする新作アニメ。半世紀以上にわたり世界の平和を守り続けてきたゼロゼロナンバーサイボーグの前に、「009たちでは世界を安寧へ導けない」と信じる新たな9人のサイボーグ集団ネメシスが現れる。重力を操るグラビトンに率いられた彼らの理想と、009たちが守り続けてきた信念が激しく衝突。歴代シリーズの精神を受け継ぎながら、新たなサイボーグ世代の戦いを描く意欲作となっている。
主人公の009/島村ジョー役の梶は、「彼の中にある苦しみや悲しみ、ちょっと影みたいな、ナイーブでセンシティブなハートを意識して演じさせていただきました。それこそが今回『ネメシス』で描いてる『正義とは何か』、その正義を守るため、貫くためにどういう立ち居振る舞いをするのか、すごく大事な作品だと思いました」と、役作りの意識を明かす。
一方、敵対するネメシスのリーダー・グラビトン役の中村は、「今回初出のキャラクターになるので、せりふの部分部分からキャラクターを読み取っていくしかない感じではありました。言わんとしている正義の形は、もう少し多面的に見るといろんな形があるというのは誰しもが疑問になるところで」とコメント。
003/フランソワーズ・アルヌール役の早見は、「今回、009サイドとネメシスの対立構造になっていて、それぞれ戦いがありますが、戦いの最中であっても、戦いを終えるその瞬間であっても、フランソワーズはやっぱり相手に対してすごく優しさがある」と、演じる上で理解したキャラクター像を語った。
欲しい特殊能力の一番人気は007の変身能力
トークセッションでは、作品にちなんで「一つだけ特殊能力を持てるとしたら何がいいか?」という質問も。
梶は、「憧れとしては007、グレート・ブリテンの変身能力に興味ありますね。人間以外にもなれちゃうわけですし。この現実世界だったら、中村さんになってその声を出してみたい(笑)。いろんな作品で共演させていただいてきてて、毎回よく知っている人なのにいい声だなと思うので。その声を、どんな感じで響くんだろうみたいなのをちょっと実体験してみたいです」と、ちゃめっ気たっぷりに理由を語る。
中村も同じくグレート・ブリテンの変身能力を挙げ、「一番便利、使い勝手は良さそう。自分じゃないものになったときに、要は人のことって分からないからさ、それを体感できるっていうのは仕事にも生きそうだよね。逆に加速装置とかってどう使えばいいの?」と梶に投げかけ、会場を沸かせた。
そんな二人に早見は、「感覚研ぎ澄まされたくないですか。聴覚、視覚とか。研ぎ澄まして、100メートル先とかよく見たくないですか? 誰も賛同してくれないですか? 例えばスタジオとかで、相手の繊細なニュアンスとかを感じ取れたりとか」と003の能力を積極的にアピールし、会場の笑いを誘った。

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