ヒロイン“スズメ”は強運ネーム!【朝ドラの裏側をのぞきたい!(3)】
そして、この“スズメ”という名前が、本作のヒロインオーディションにて、永野芽郁を鼓舞したらしい。
永野の初主演映画は、ヒロイン決定の3カ月前である2017年3月に公開された「ひるなかの流星」。役名は“与謝野すずめ”だった。
永野はのちに、オーディションへ臨んだ時のことを「同じ名前ということで、もし私が朝ドラのヒロインをやれるとしたら、この子しかいないんじゃないかなって思って」と振り返っている。
北川悦吏子と永野芽郁という本作の二大柱は、“スズメ”によって引き寄せられたのかもしれない。
“朝ドラ”ヒロインの名前の由来については、4月12日(木)放送の「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」(夜7:30-8:15)でも特集される。スタジオには松雪泰子と滝藤賢一が登場。永野はVTRで出演している。
見逃しても安心!今日のあらすじを“知りたい!”
・第1週「生まれたい!」第3回のあらすじ(4月4日[水]放送)
同じ病院で同じ日に生まれた2人の新生児。ひとりは、難産の末に生まれた、晴(松雪泰子)と宇太郎(滝藤賢一)の女の子。もうひとりは、安産で生まれた、和子(原田知世)と弥一(谷原章介)の男の子。分娩台を独占してしまった晴は、おむつを手みやげに和子のもとを訪れるが、そこで男の子に“律”という名前がつけられたことを知る。
田舎では珍しいしゃれた名前にショックを受ける晴は、わが子の命名に闘志を燃やし始める。だが結局、晴が窓の外にいるスズメを見つけて響きを気に入ったことから、ヒロインは“鈴愛”と名づけられた。
そして月日は流れ、鈴愛(矢崎由紗)は小学3年生になった。