二階堂ふみが初の男役でGACKTは高校生役!?「翔んで埼玉」実写映画化
出演に当たって、二階堂は「埼玉のプライドを懸けた戦い、そしてそこから生まれる純愛ボーイズラブ。どのような作品になるのかは全く想像できませんが、精いっぱい真面目にふざけられたらと思います!」とコメント。
一方、GACKTは「このオファーがあった時は『設定に無理があるんじゃないかな?』とは思ったんですけれども、ずっと以前から魔夜先生の作品のファンだったっていうことから、先生からの指名ということであればやるしかない、、、という思いで、今回の作品は受けてしまいました(笑)」と、原作者へのリスペクトを語る。
続けて「正直なところ『ボクの歳で高校生ってどうなのか?』という気持ちはいまだに払拭できてはいないんですが、この漫画自体がかなり無理のある設定の漫画ですので、無理がもう一つぐらい増えても問題ないかなとは思っています。
ふみちゃんとは、こういう形で一緒に共演できるのはうれしいと思ってます。番組以来の久しぶりの再会なので楽しみです。
ふみちゃんにとって最高の相手役、最高のキャラクターで撮影に入れるように作り込んでいきたいと思います」と共演を喜んだ。
さらに、原作の魔夜は「30年前の作品です。当時私は埼玉県所沢市に在住しておりまして、抜けるような青い空と一面緑のネギ畑に囲まれて、牧歌的ながら、本当は東京へ行くはずだったのになぁ……と思いながらなんとなく悶々としていました。
良いところなんです所沢は。しかし、これから一旗揚げようかと野心満々の当時の私にとっては、のんびりし過ぎていて、なんとなく物足りなかったのは事実です。
特に誰と話したわけではありませんが、周りで暮らしている所沢、埼玉の人たちも同じような気持ちでいるのではないかなぁと肌で感じることがよくありました。
今の生活に不満はない、でももう1つグレードアップしたい、というような、かすかな心の通奏低音が皆さんからも感じられたような気がしたのです。
その頃、自虐的にそういった埼玉県民の心の声をある意味痛切に描いたのが、この『翔んで埼玉』です。面白いとか面白くないとかではなく、日々の鬱憤が爆発した心の声とでも言いましょうか。
今見るととんでもない作品ですが、当時は素直な気持ちをそのままぶつけたのだと思います。
それが、今になって、なぜ? 全くもって私自身が一番驚いているような状況なのです。今回はそれが、さらに映画化されるということで、ありがたいやら恐ろしいやら。
『本当にいいんですか?』と、最後に言わせていただきます」とコメントを寄せた。
2019年公開
(C)魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』/宝島社
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