この番組は「何で僕を使ってくれるんだろうな」と思いますけど、ありがたいですし、うれしいです。
まだまだ内村座長の信頼を勝ち取っているとは思えませんけど、少しずつ、1年目よりも4年目、5年目ともっともっとみんながしびれるようなコントをしたいな、という思いで内村さんや田中さん、塚地さんに飛び込んでいます。
自分の経験や思い付きを大事にしつつ、自分なりの個性を出していけたらいいなと思いますね。
最初に番組に呼んでいただいたとき、コント初挑戦で、自分が見ていた番組に出演できることがすごくうれしくて、ドキドキしていました。「―ファミレス塾」がシリーズになっていくこともうれしいです。
内村さんは、毎回体も声も相当張っていて、さらに特徴があるキャラクター作りがすごいんです。僕が台本を読んで、頭の中で想像していたものよりも何倍にも膨らんだキャラクターで出てくるんです。毎回見ていて勉強になりますし、面白いです。
この1年は割と通して呼んでいただけて、(キャラクターの)黄金原聡子が僕より有名になって、コント冥利に尽きるのですが、僕はまだ“お試し期間”だと思ってるんです。
番組側は、台本を事務所に送ってくれているみたいなんですけど、僕はマネジャーから送られてきたデータをコンビニに行って自分で印刷してるんです(笑)。ムロさんに「おまえだけ何で台本がペラ1なの?」っていじられるので、新年度はちゃんとした台本を手に、コントに臨みたいです。
取材・文=玉置晴子
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