吉田羊、チームの絆に涙…主演ドラマ「コールドケース2」撮了
今秋放送開始となるWOWOWの「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」。主人公の女刑事・石川百合を演じてきた吉田羊らレギュラーキャストの面々が、約4カ月にわたる撮影を終えて、クランクアップを迎えた。
同作は、世界的人気ドラマ「コールドケース」の日本版の第2シリーズ。オリジナル版は、ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で2003年から2010年まで全7シーズンにわたりアメリカ・CBSで放送され高視聴率を記録し、全世界でも大ヒット。未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描き、本国アメリカでは全シーズンの平均視聴者数が1000万人を超えるなど世界中の人々に愛された。
日本版では神奈川を舞台に、吉田が主演を務め、神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る女性刑事・石川百合を演じる。また、百合を支える年下の相棒で、熱血漢の若手刑事・高木信次郎役を永山絢斗。チームのムードメーカーである立川大輔役を滝藤賢一。豊富な捜査経験で皆を支える金子徹役を光石研。そしてメンバーから“代理”と呼ばれ、頼られるボス・本木秀俊役を三浦友和と、レギュラーキャストは2016年のシーズン1から続投する。
先日、都内近郊のロケ地にて、最後のシーンを撮り終えた吉田は一言一言を丁寧に感無量の思いを語った。「完走できてホッとしております。(私以外の)4人の最後のシーンを見ていたら本当に終わってしまうんだなという気持ちと、(自身が演じる)百合さんが孤独ではなくなったんだなとグッときて、ちょっと泣いてしまいました」とシーズン2の現場を通して深まったチームの絆に思わず涙したことを明かした。
一方、永山は「まったく終わった気がしていません」と語りながらもシーズン1の時よりもみんなに甘えてしまったことへの感謝を述べ、滝藤は「シーズン3と映画化、そして海外ロケで皆さまとお会いできるのを楽しみにしています(笑)」とおどけて見せた。
光石は「ホームに帰ってきた感覚で楽しかった」とこのチームで過ごした日々の充実感を、そして三浦は「ハードなスケジュールではあったが、作品が絶対面白くなると確信しているからこそみんなで乗り切れた」と本作への確かな自信を口にした。
キャストのコメントからも前作を遥かにしのぐ充実した内容と自信が伝わってくる「コールドケース2 ~真実の扉~」は、WOWOWプライムにて今秋放送スタート!