
1970年代の韓国と日本を舞台に、“裏社会を操るエリート諜報員”と“正義を追求する検事”のスリリングな心理戦を描く韓国ドラマ「メイド・イン・コリア 2」が、9月9日からディズニープラス スターで独占配信開始。そのストーリーの中心で、飽くなき野望を抱くエリート諜報員ペク・ギテを演じるのが韓国のトップスター・ヒョンビンだ。「私の名前はキム・サムスン」(2005年)、「愛の不時着」(2019年)と、日本でも何度もブームを巻き起こしてきたヒョンビンのキャリアを振り返る。
権力の申し子であり、富を求める野心家・ギテ
2025年に配信されたシーズン1は、アジア太平洋地域(APAC)のディズニープラスにおいて、配信開始後28日間で「2025年に最も視聴された韓国オリジナル作品」を記録した。続くシーズン2も、配信前から熱い注目を集めていた。
そんな同作でヒョンビンが演じるのは、中央情報部の諜報員・ギテ。国家権力の申し子であるエリート諜報員と、自ら麻薬取引で莫大な富を得ようとする野心家という“2つの顔”を持つ人物だ。さらなる富と権力を手にするため危ない橋も渡る一方で、弟・ギヒョン(ウ・ドファン)ら家族には不器用ながらも深い愛情を注ぐ、強さと弱さを抱えた陰影のあるキャラクターだ。
圧倒的カリスマ性と、苦悩する人間のジレンマを同時に演じたギテのキャラクター造形はシーズン1の配信時も高く評価され、「第62回百想芸術大賞」ではヒョンビンが放送部門 男性最優秀演技賞を受賞した。
「キム・サムスン」「シークレット・ガーデン」でトップスターに
今でこそギテに象徴されるカリスマ的なキャラクターを演じ、見る者を圧倒するヒョンビンだが、キャリア序盤のイメージは“クールな年下御曹司”だった。そのイメージを作ったのが、デビュー3年目に出演した「私の名前はキム・サムスン」の御曹司ヒョン・ジノン役だ。
ドジで愛らしいサムスン(キム・ソナ)に感化され、初めはぶっきらぼうだったジノンが次第にデレていく展開に、アジア中が熱狂。韓国で最高視聴率50.5%を獲得し、日本でも「キム・サムスン」ブームが巻き起こった。

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