100回突破「ブラタモリ」スタッフの裏話!“函館パターン”って何?取材だけで2カ月、編集に1カ月!?
タモリがブラブラ歩きながら、地形などの観点から知られざる街の歴史や人々の暮らしに迫る人気番組「ブラタモリ」(毎週土曜夜7:30-8:15、NHK総合)。
4月21日放送の「京都・銀閣寺」では、銀閣寺の名で知られる世界遺産・慈照寺(銀閣寺)を訪れ、国宝・観音殿の中に特別に潜入!室町幕府の第8代将軍だった足利義政が隠居をして実際に暮らしていたという“日本初の四畳半”で、“将軍ライフ”を追体験する。
この「京都・銀閣寺」で放送101回目を迎え、新アシスタント・林田理沙アナがデビューする「ブラタモリ」の制作秘話を、中村貴志プロデューサー&良鉄矢ディレクターに直撃!
5~6班が3カ月スパンで番組制作!
1つの回が出来上がるまでには、取材2カ月、撮影数日、編集1カ月と、大体3カ月ぐらいかかるとか。
「取材の2カ月は、場所が決まってからの日数。その前に、重要な場所の許可をいただけるかどうかの下交渉が必要です。今回の京都編で言えば、東山に行くなら『銀閣寺』は外せない。撮影が可能なのかどうかがポイントでしたね」と中村P。
さらに、「番組制作は同時進行が基本。編集チーム、ロケチーム、次のロケに出るための台本を書くチーム。そして、その先の取材をしているチームが2班ぐらい。常に5~6班が並行して作業を進めています」(中村P)と明かす。
良ディレクターによると、「タモリさんパートの撮影は基本的に1日。収録中はほとんどカメラを止めないので、実験企画で失敗してもそのまま使います(笑)」とのこと。街歩きの途中で好物の“高低差”を発見したタモリの興奮気味の表情が見られるのも、この撮影スタイルの賜物だ。
京都編は30人以上にリサーチ!
毎回登場する案内人とタモリのやりとりも見もの。しかし、その裏には入念な下調べがある。
良ディレクターは、「知識が豊富な人が案内人に選ばれるわけではありません。タモリさんと盛り上がれるかどうかを基準に選ぶことが多いです」と明かす。
21日放送の「京都・銀閣寺」、28日放送の「京都・東山」のロケもまた、事前にさまざまな分野の専門家への取材を重ねて実現した。
「今回は歴史、建築、地形などいろいろな分野に分かれていたので、取材のときに30人ぐらいの専門家から話を聞きました。事実の裏付けが必要ですからね。4月21日、28日OAでは、おなじみの街歩き専門家・梅林秀行さんが案内します」(良D)
毎週土曜夜7:30-8:15
NHK総合
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