「嫉妬」という感情は厄介だ。
コントロールしようと思っても容易にはできない代物であり、意識すればするほど泥沼にハマってしまう。
嫉妬によっても何種類かあって、好きな人が他の人といちゃついているのを見せられたときに抱く感情、才能のある人間が上司や先輩に寵愛される姿を見たときに抱く感情などなど。
多かれ少なかれ、普通に社会生活を送っていたら誰もが抱く感情に違いない。
筆者の身の回りでも、好きな子がちょっと異性の先輩ととりとめのない話をしているだけで気になって気になってキーボードの「enter」キーがうまく押せず、ひたすら「shift」を押し続けて「固定キー機能を有効にしますか?」と問われていたことか。それくらい集中力が持っていかれてしまうのが、嫉妬というヤツなのだ。
そんな嫉妬が大きく物語のキーに関わってくるドラマがついに始まる。
各局で放送されているドラマやバラエティー、アニメなどを事前に完成DVDを見て、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト・ザテレビジョン流「試写室」。
今回は4月19日(木)夜10時よりスタートする、ディーン・フジオカ主演の連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」(フジテレビ系)を取り上げる。