
12月にデビュー23周年を迎える平原綾香が、自身初となるフルオーケストラアルバム『my Orchestra!』を9月9日に発売。本作は、平原が心から信頼を寄せる洗足学園音楽大学の名誉教授・渡辺俊幸氏が総指揮を務め、東京フィルハーモニー交響楽団のほか、ドラムの則竹裕之、ピアノの大貫祐一郎ら、すご腕のミュージシャンが参加。数々の名曲に新たな命が吹き込まれている。WEBザテレビジョンでは、平原にインタビューを実施。アルバムに込めた思いやレコーディング秘話、10月から始まる全国ツアーへの意気込みを語ってもらった。
松任谷夫妻が手掛けたボーナストラックも収録
『my Orchestra!』には、デビュー曲「Jupiter」の2026年バージョンをはじめ、連続テレビ小説「おひさま」(2011年、NHK総合ほか)のメインテーマ「おひさま~大切なあなたへ」や、ドラマ「優しい時間」(2005年、フジテレビ系)の主題歌「明日」、久石譲氏とのコラボレーション曲「いのちの名前」「ふたたび」、2026年に開催されたアイスショー「The MELT -Cross of Roots-」で披露された「虹の向こうへ」など全11曲に加え、ボーナストラック「夢のあとに」を収録。
――フルオーケストラとの新録アルバムは初めての挑戦とのことですが、いつか機会があったらという思いはあったんですか?
昔からの夢でした。いつか実現したいと思っていましたが、フルオーケストラでのレコーディングはとても大変なこと。なかなか踏み出せずにいました。そんな中、2年前に東フィル(東京フィルハーモニー交響楽団)とコラボレーションさせていただいたときに、プロデューサーの方から「一緒にアルバム作りませんか?」とお誘いを受けたことで実現しました。
――曲のラインアップはすんなり決まりましたか?
絶対に外せない楽曲というのもありましたし、もともとオーケストラアレンジになっているもの、この23年間の中でオーケストラの譜面があるものからも選びました。それだけではなくて、久石譲さんとコラボした「いのちの名前」や「ふたたび」も印象に残っていて。
「ふたたび」は久石譲さんの武道館コンサートで歌わせていただくことになり、歌詞がつけられたのですが、それ以来オーケストラでは歌っていないんです。いつかフルオーケストラで音源として残したいと思っていました。ありがたいことに海外のお客様からもあの曲の音源が欲しいという声をいただいていたので、これは実現させなければと。この23年間の中で夢が固まってきてはいたので、そんなに悩まずできたと思います。
――タイトルの『my Orchestra!』には、どんな思いが込められていますか?
これまでに『my Classics!』シリーズというクラシックのカバーアルバムを3枚作っていて、その延長とまではいかないですけど“my”をつけたほうが私らしいかなと思いました。
――ちょっと気が早いですけど『my Orchestra!』も第2弾、第3弾と続くんでしょうか…!?
続くのかな?(笑) 同じように作れたらいいですけど。でも、夢は広がりますよね。オーケストラ編成だと外国でのコラボレーションがしやすいんです。オーケストラの編成は大体形が決まっているので、海外のオケとコラボレーションできる楽しみがあります。何とか実現させたいです。
渡辺氏が総指揮「目指す景色が一緒ということはとてもありがたい」
――今回は、さだまさしさんの楽曲には欠かせない編曲・作曲家の渡辺俊幸さんが総指揮を務めていらっしゃいますね。
最近さださんとの本(『絆の極み~さだまさしと渡辺俊幸の半世紀~』著者:ルーシー原納) が出版されて、私もオビを書かせていただきました。俊幸さんは編曲だけではなくて、もちろん作曲もしますし、あらためてミュージシャンのつながりってすごく重要だなと。
私も俊幸さんとは父を通じて出会っていて。昔から「俊幸のアレンジはすごいんだぞ」という父の言葉を聞いて育っているので信頼しかなかったです。俊幸さんは私の母校・洗足学園の先生でもあるので、いろいろなご縁をいただいている方。今回も総合的に見てくださったので安心感がありました。
――レコーディング現場では、どんなやりとりがあったんですか?
例えば「ここは、こんなふうに歌いたい」といった細かいリクエストにもすぐ対応してくださいました。俊幸さんも「ここをもうちょっと」って、私以上にこだわって楽曲と向き合う時間があって。お互いに目指す景色が一緒ということはとてもありがたいなと。音楽の好みの相性みたいなものがあるんだなと実感しました。
――東京フィルハーモニー交響楽団との共演はいかがでしたか?
皆さん、音楽家の中の音楽家という印象です。私が「こんなふうにアクセントをつけたい」と言ったらすぐ調整してくださって。俊幸さんいわく「綾香さんの『こうしたい』っていうビジョンがすごく明確にあるからみんな対応してくれる」と。オーケストラの方たちも一人のミュージシャンとしてできるだけいい演奏で残そうとしてくださるからすごく頼もしかったです。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
平原綾香
初となるフルオーケストラアルバム
<発売中>
New Album『my Orchestra!』
■通常盤 3850円(税込)/ VICL-66160
■[FC会員]VICTOR ONLINE STORE限定セット(CD+PHOTO BOOK) 7150円(税込) / VOSF-16237
【全国ツアー】
平原綾香 Concert Tour 2026 ~ my Orchestra! ~
[埼玉]2026年10月3日(土)所沢市民文化センター ミューズ アークホール 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
[東京]2026年10月11日(日) ・12日(月)Bunkamura オーチャードホール 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
[愛知]2026年10月24日(土)愛知県芸術劇場 コンサートホール 演奏:セントラル愛知交響楽団
[宮城]2026年11月8日(日)東京エレクトロンホール宮城 演奏:仙台フィルハーモニー管弦楽団
[兵庫]2026年11月14日(土)神戸国際会館 こくさいホール 演奏:大阪交響楽団
[大阪]2026年11月15日(日)フェスティバルホール 演奏:大阪交響楽団
[神奈川]2026年11月23日(月)洗足学園 前田ホール 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団 ※追加公演
【プロフィール】
2003年に「Jupiter」でデビュー。
日本レコード大賞新人賞や日本ゴールドディスク大賞等、歌手として様々な賞を受賞し高い評価を受ける他、ミュージカル、声優、ドラマ、映画の吹き替えなど多方面で活動。 2015年音楽を通じて社会貢献、様々な支援のために『平原綾香 Jupiter 基金』を設立。ラグビーW 杯 2019開幕戦では国歌斉唱を務めた。ミュージカルは『ラブ・ネバー・ダイ』『ビューティフル』『メリー・ポピンズ』『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』に出演。「平原綾香 Concert Tour 2024-2025~The Swinging Classics! ~」は松任谷正隆氏との共同演出プロデュースにて開催。コンサートツアーは毎年続けている。最新シングルは、2025年大阪・関西万博パビリオン 「PASONA NATUREVERSE」テーマソング「いのち、ありがとう / 80億の未来へ 」。デビュー以来、シングル35枚、デジタルシングル13枚、アルバムは、カヴァーアルバム、ベスト盤を含む29枚、DVD15枚、Blu-ray8枚を発表。2026年9月9日にフルオーケストラアルバムをリリース。オーケストラとのコンサートツアー「平原綾香 Concert Tour 2026 〜 my Orchestra! 〜」を10月3日から開催する。
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