
蒼井優が主演する金曜ドラマ「Tシャツが乾くまで」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第10話が 9月11日に放送され、最終回を迎えた。タイトル回収となる描写に反響が集まった。(以下、ネタバレを含みます)
二組の夫婦の喪失から始まる“愛”と“秘密”の物語
本作は、「silent」(2022年、フジテレビ系)などの脚本家・生方美久氏が、とある事故に巻き込まれた二組の夫婦の“愛”と“秘密”を描くオリジナルストーリー。
地上波連続ドラマ18年ぶりの主演となる蒼井が演じる主人公・咲子は、出版社で結婚情報誌の編集担当として働く40歳。優秀で仕事はできるが、私生活では面倒くさがりで少し抜けている部分も。何事もまっすぐ純粋に受け取るタイプで、愛する夫と幸せな結婚生活を送っていた。
だが、ある夏の日、夫が事故に巻き込まれ、幸せな日常が崩れ去る。さらに、その事故が暴いたのは、愛する人の“第3金曜日の秘密”だった。
物語の軸となるのは、咲子を含む5人の男女。製菓メーカーに勤務する生真面目で不器用な“ちょっと残念な男”園田樹生役を中島歩、バスが橋から転落した事故で行方不明になった咲子の夫・瀬尾充役を松山ケンイチ、樹生の妻で充と同じバス事故で亡くなったあずさ役を夏帆、充がオーナーを務める喫茶店「ひこうき」の従業員で、一見社交的だが人とは深く関わらないドライな性格の矢野直人役を高橋文哉が務める。
充が家を出る描写でタイトル回収へ
咲子に嫌われないようにと、日々の生活において何かと気を遣う充と、充がまたいなくなってしまうことに怯える咲子。そんな不安定な2人の日々に居心地の悪さを覚えた咲子は、充に別れを切り出した。
咲子が別れの決意を口にしたのは、洗濯乾燥機のフィルターが破れているのを見たときだった。本作において“フィルター”は、重要な鍵となったが、充とあずさに続いて咲子と樹生が初めて顔を合わせたのもコインランドリーで、“洗濯”もポイントだった。それはタイトルにも通じていることで、最終話は“タイトル回収”がされた。
離婚を受け入れた充は自分が家を出るとして、荷物の片づけを始めた。洗濯機の中に残っていた洋服を洗い、フィルターが壊れているため、庭に干すことに。
「全部乾いたら行くね」と充。離婚しても「今生の別れってわけじゃない」と言っていた咲子だが、充の言葉が突き刺さったような複雑な表情になった。
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